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ISBN 10 : 4623078299
Content Description
二〇一〇年以来続いた「衆参ねじれ国会」は、日本政治停滞の大きな要因だったが、二〇一二年発足の第二次安倍政権により解消されるに至る。はたしてその背景には何があったのか。また「アベノミクス」「憲法改正」などの政権公約、そして解禁されたネット選挙はどれほど効果があったのか。二院制のあり方をも問いかける二〇一三年参院選について、本書では全国各地の特徴的選挙区を調査することで、その実態を明らかにする。
目次 : 「衆参ねじれ解消選挙」に至る展開/ 第1部 候補者の変容(大物現職はなぜ大敗したか―石川県選挙区/ 離党議員の参議院選挙―香川県選挙区/ 地方政治家の国政への挑戦―比例代表区/ 比例区選挙・非労組系民主党候補の敗北―ツルネンマルテイの事例)/ 第2部 政党の変容(自民も小沢も勝てなかった選挙―岩手県選挙区/ 民主党の退潮と「デモクラシー」としての自治体―東京都選挙区、神奈川県選挙区、静岡県選挙区/ 「平和の一議席」守り抜く―沖縄県選挙区/ 解禁されたネット選挙運動の課題/ ネット選挙は投票行動を変えたか)/ 「ねじれ国会」解消と「一強多弱」の完成
【著者紹介】
白鳥浩 : 1968年東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。現在、法政大学大学院政策科学研究所所長。英国オックスフォード大学ペンブローグ・カレッジ客員フェロー。同ニッサン日本研究所客員研究員。日本地方政治学会・日本地域政治学会理事長。日本法政学会理事。法政大学大学院公共政策研究科教授。元静岡大学人文学部助教授。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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