Product Details
ISBN 10 : 4334738397
Content Description
出版社に勤務する29歳の「僕」は3人の女性と同時に関係を持ちながら、その誰とも深い繋がりを結ぼうとしない。一方で、自宅には鍵をかけず、行き場のない若者2人を自由に出入りさせていた。常に、生まれてこなければよかった、という絶望感を抱く「僕」は、驚異的な記憶力を持つ。その理由は、彼の特異な過去にあった。―生と死の分かちがたい関係を突き詰める傑作。
【著者紹介】
白石一文 : 1958年福岡県生まれ。2000年のデビュー作『一瞬の光』から注目を集めるようになる。読む者に緊張を強いる文章で作品世界に引き込みつつ、人間が生きることの大切さを突き詰める。読者の内面を見つめ直させる力に溢れた’02年8月刊行の本書『僕のなかの壊れていない部分』はロング・セラーに。’03年7月、21年間勤めた出版社を退社、作家専業になる。小説の大きな役割に挑む、現在最も期待される小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゅら
読了日:2019/12/31
しゅら
読了日:2018/02/03
遥かなる想い
眞鍋 かをり
読了日:2014/11/03
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読了日:2017/08/24
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