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本愛づる乙女のあやかし遊戯 富士見l文庫

白目黒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040759296
ISBN 10 : 404075929X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
篁ふみ ,  

Content Description

「仙果の乙女」を食らう怪異は、神力と不老長寿を得るという。
 三百年ぶりに生まれた「仙果の乙女」こと松風万里香は夜ごと夢の中であやかしに誘惑され、死と隣合わせの日々を過ごしていた。
 そんな折、美しき御曹司・墨染桜一との縁談を強制的に進められる。やけっぱちになった万里香は見合いの席で「おそらく私は、もうすぐ死にます」と、仙果の乙女について話してしまう。
 けれど桜一は「僕があなたを守ってみせましょう」と言い、本当に万里香の夢に現れて――。
 現と夢が交錯する絢爛豪華なあやかし絵巻、開幕。


【著者紹介】
白目黒 : 2024年、第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞作『美大生・月浪縁の怪談』でデビュー、コミカライズされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なみ

    本が好きな女学生の松風万里香は、その体質「仙果の乙女」のせいであやかしから狙われる日々を過ごしていた。 夢に出てくる金魚姫が原因で寝不足になる中、縁談を持ちかけてきた墨染桜一に鈴を渡され、夢の中で守ってもらえることに。 桜一が万里香を見初めた理由や金魚姫の目的など、謎に包まれた部分もありつつ、学校での生活やスミの過去の話を挟みながら、終盤はスピード感あふれる展開になっていて、とても楽しかったです。 それぞれの想いがぶつかり合うラストの戦いに引き込まれました。 桜一さんがイケメンすぎる!

  • 冬野

    作者さん二作目。前作とは題材も方向性も全く違う内容だけれどとても良かった。この方の書く物語なら全て好きだろうという確信が既にある。前提として恋愛ものではなく、様々な形の友愛が描かれており、特にスミクロ-桜一と万里香-金魚姫の関係が好き。登場人物が皆物語の駒ではなく、作品の中でしっかりと息づいているのがよい。万里香の夢の中の色鮮やかで幻想的な光景が印象的。バトルシーンもけっこうあって、危機を共に乗り越え同志のようになっていく主役二人が推せる。物語と猫を愛する人におすすめ。続きが出たら読みたい。星:5/5

  • 鳩羽

    食らった怪異に神通力と不老長寿を授ける「仙果の乙女」として生まれた万里香は、夢を通じて万里香の心を得ようとする怪異に悩まされ、すっかり疲弊していた。そんなとき、夢の中で万里香を守るという桜一がお見合い相手として現れ…。思ったほど恋愛ものではなく、むしろ怪異絡みの人情噺というカラーの方が強かった。恋情なしに夫婦になる系のむずきゅんでもなく、万里香の性格が掴みにくいことと、複雑な設定の割に桜一が控えめなことで、雑多な雰囲気になってしまっていたのが残念。うまく現代的な怪談と恋愛要素が混ざってくると面白いと思う

  • 立藤夕貴

    「仙果の乙女」を食った怪異は神力と不老長寿を得ることから、万里香は夢であやかしに誘惑され続けるという日々を送る。破談も覚悟で桜一に「仙果の乙女」の秘密を打ち明けてしまう。しかし、驚くどころかあなたを守って見せましょうという桜一。多くを語らない彼の行動には二人を繋ぐ存在があった。生きて幸せになってほしいという友人、彼に顔向けできるように生きようとした桜一。そして、友が幸せになってほしいと願ったもうひとりの存在。桜一と友人のやり取りが個人的には好きでした。

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