Books

日本解体論 朝日新書

白井聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022951878
ISBN 10 : 4022951877
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

落ちるところまで落ちるしかない。この国の“壊れっぷり”を見よ!「自民一強」体制と「維新の会」の勃興による政治の腐敗、米国へのより一層の従属とアジアに対する傲慢で差別的な態度、権力の“ポチ”となり、自らの役割を忘れてしまったメディア…。政治状況や国民生活が、悪化の一途をたどるなかでも、現状を是認し続ける「日本人の病」とは―。「政治的無知」がもたらす惨状、それを支える者たちの正体に迫る。

目次 : 第1章 77年目の分岐点/ 第2章 「政治的無知」がもたらす惨状/ 第3章 壊れていくメディアと学問/ 第4章 癒着するメディアと権力/ 第5章 劣化する日本社会/ 第6章 国家による侵攻の衝撃

【著者紹介】
白井聡 : 1977年、東京都生まれ。思想史家、政治学者、京都精華大学教員。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。3.11を基点に日本現代史を論じた『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版)により、第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞などを受賞

望月衣塑子 : 1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などを担当し、事件を中心に取材する。経済部などを経て社会部遊軍記者。2017年6月から菅官房長官(当時)の会見に出席。質問を重ねる姿が注目される。そのときのことを記した著書『新聞記者』(角川新書)は映画の原案となり、日本アカデミー賞の主要3部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • trazom

    忖度無用の両人の日本社会への批判は、誰も止められない。自民党や維新への投票は、レイシズム、排外主義、歴史修正主義への加担。それを招く国民の政治的無知。無知だということへの認識すらない絶望的状況。報道機関ではなく広報機関に成り下がったメディアの大罪。批判精神を失った学者や言論人。…。空気が読めないと非難されてもブレない自説を貫く態度は立派だと思うが、同じ考えを持つ者同士の対談は、調子に乗って悪口がエスカレートしがちになる。「技術系の人は、社会性が未熟で、社会観が乏しく、精神年齢が幼い」にはオブジェクション!

  • rico

    この10数年確かに何かの底が抜けた気がする。踏みとどまっていたラインを、さしたる抵抗もないまま驚くほど簡単に超えるのを何度も見た。時期的にはコロナ禍、元首相が凶弾に倒れた頃のものもの。この二人の対談だから議論の方向性は見えてはいる。ちょっと言い過ぎという部分もないではないけど、思い当たる節がありすぎる。1番の問題は、異を唱える者が排除される仕組みができてしまったことか。テレビ番組が某アスリートの結婚で埋め尽くされる中、粛々と決まっていくあれこれ、例えば武器輸出についての報道は少ない。これがこの国の現実。

  • やいっち

    活発な言論活動を続けているジャーナリストの望月 衣塑子。「アメリカのニューヨーク・タイムズ紙の記事によると、官邸会見で望月の質問が報道室長によってしばしば妨害されたり打ち切られたりすると紹介したうえで、「会見で政治家へ鋭い質問をぶつける」という多くの国で記者が当然の仕事として行っていることが日本では当たり前ではないために、逆説的に望月が著名人になっている、と皮肉を込めて報じた」(Wikipedia参照)など、目立つだけに賛否交々なのは当然か。  

  • こも 旧柏バカ一代

    疫病を理由に記者会見場から追い出されたんだ、、記者クラブって本当に害悪になっちゃったな、、

  • Mc6ρ助

    『今の大学生はびっくりするほど知識がないと。たとえば「憲法を変えたいと思うか、 それとも守りたいと思うか」と聞くと、大半「護憲」と答える。 「じゃあ、選挙でどの政党に投票するの?」と聞くと「自民党」と答える。自民党が改憲を目指していることも知らないし、自民党が出している憲法改正草案のことも知らない。(p67)』これを始めとして気力の萎る事ばかり、未来は彼らのもの老兵はただ消え去るのみとも思うが、若者のものを奪うのは我々ではなくアベトモだと叫びたくなる。「ウクライナ・モデル」極東版が無理そうなのが救いか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items