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ニッポンの正体

白井聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309231280
ISBN 10 : 4309231284
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカ、中国、朝鮮半島と日本の力学とは?戦後日本を形づくってきた権力とは何か?限界を超えた戦後体制はどこに向かうのか?気鋭の政治学者が「いま」をわかりやすく読み解く。

目次 : 1 なぜ、日本は朝鮮戦争の終結を望まないのか?―韓国の大統領選が日本に与える影響2022年2月/ 2 「核」を欲しがる被爆国―ウクライナ危機の衝撃は続く2022年3月/ 3 歴史を私物化する「愛国者」―教育への危険な政治介入2022年4月/ 4 差別を撃ち続けた「突破者」の遺志―共同体が崩壊した日本2022年5月/ 5 「長期腐敗体制」を解体せよ―2012年体制で沈んでいく日本2022年6月/ 6 限界を迎えた戦後体制を清算すべき―明治維新77年〜戦後77年で迎えた危機2022年8月/ 7 戦中・戦後を貫く岸信介とアジアの蜜月―統一教会問題の源流2022年9月

【著者紹介】
白井聡 : 1977年東京都生まれ。政治学者。早稲田大学政治経済学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。京都精華大学国際文化学部准教授。『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版)で、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞を受賞

高瀬毅 : 1955年長崎県生まれ。被爆二世。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。現在、YouTube番組の「デモクラシータイムス」で司会、キャスターなどを務める。明治大学政治経済学部を卒業後、ニッポン放送に入社。情報センター出版局編集者を経てフリージャーナリストとなる。1982年、ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞を受賞。2009年『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平凡社)で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tokko

    近代日本史の中でも政治に焦点を当てて総括するには、非常に簡潔かつ現代の問題を可視化させてくれる点で、最適な本ではないでしょうか。現在、日本の対米、対亜外交がなぜこのような形になってしまったのか。なぜ現在の政権が親米なのに保守政党が担っているのか。この本は、もう一度よく考えてみるべき問題を読者に突きつけてきます。「デモクラシータイムス」というYouTubeチャンネルの書籍化ということですが、動画よりも文字の方が理解しやすいです。

  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    代表作の永続敗戦論・国体論菊と星条旗、著者の主張をもう一度確認するには良い書籍である。著者は憲法9条改正、反米帝従属、そのための核武装論。極左的は人権重視のための皇室廃止…。著書のメインは自民党安倍政権であり、それに纏わる旧統一協会問題!そして「昭和の妖怪」に対する見解は見事だ、これは保守派ではできない。 自称“保守“はいまだ「安倍ちゃんマンセー」状態である。経済を奈落にした消費税を10%にしても、移民を入れても、TPP に参加しても、種子法改正しても、まるで神格化「安倍ちゃんこそが国体!」ダメだコリャ…

  • ほんメモ(S.U.)

    私自身の予備知識の足りなさから、理解を進めながら読むのに少し時間がかかってしまったのですが、対話方式なので基本的には読みやすい形式の本だと思いました。タイトルである『ニッポンの正体』についてですが、私たちが日本だと思っているものが実は違うものである、という事が書かれています。当初は意図的であったのでしょうが、今では何を守ろうとしているのか認識出来ていない政治家によって守られている状態なのである、と理解しました。日本とアメリカ、日本とアジアの関係について、俯瞰的に考えられる方に政治家になって欲しいものです。

  • どら猫さとっち

    You Tubeチャンネル「デモクラシータイムス」の人気番組を書籍化朝鮮戦争の終結を望まない理由、核兵器を欲する被爆国の矛盾、私物化する歴史、統一教会問題の源流にあるもの…。気鋭の政治学者が読み解く、この国が見ていなかった暗部。この国の未来は、どうなっていくのか。そして、これらから見えてくるしがらみ。そこを着目しないといけない現実。この警鐘をどう受け止めるか。未来は、そこにかかっている。

  • tetu

    ★★★

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