"新版 外国語学習に成功する人, しない人 第二言語習得論への招待 岩波科学ライブラリー"

白井恭弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000297301
ISBN 10 : 4000297309
フォーマット
出版社
発行年月
2025年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

有効な学習法とはどういうものか。外国語が身につくとき、学習者にどんな変化がおきているのか。いつどこでも勉強できる辞書や教材がネットに豊富にあり、オンラインコミュニケーションの発達によって外国語を使う機会が増えた今こそ、学習法を見直そう。ロングセラーの初版に補章やコラムを加え、最新の状況に対応した新版。

【著者紹介】
白井恭弘 : 上智大学外国語学部英語学科卒業。浦和市立高校教諭(在職中に早稲田大学専攻科英語英文学専攻修了)を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学、修士課程(英語教授法専攻)、博士課程(応用言語学専攻)修了、Ph.D.(応用言語学)。大東文化大学英語学科助教授、コーネル大学現代語学科助教授、同アジア研究学科准教授、香港中文大学日本研究学科教授、ピッツバーグ大学言語学科教授などを経て、ケースウェスタンリザーブ大学認知科学科教授。専門は言語学、言語習得論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nobuko Hashimoto さん

    第二言語習得に関する研究史と最近の成果までをわかりやすくまとめている。が、まだまだわかっていないことも多いそう。習得のコツが最後にまとめられている。インプットは興味分野でよく知っているものを読んだり聞いたりするとよい。リスニングは80%くらいわかるようなものを。でもほとんどわからなくても0よりは聞くと良い。文字で確認してもう一度聞くのも。外国語で情報を入手。アウトプットは少しずつでも毎日やる。日記、ひとりごとの録音、学習仲間と話す、ネットのチャットなど。

  • Shinjuro Ogino さん

    語学を学ぶには若い時ほどよいという「臨界期仮説」によれば12₋3歳ぐらいまでに第2言語の学習を始めないと習得は不可能だとのことだ。私は、知性や感性は一つの母語に習熟した後でないと育たないという説を読んだことがあり、周りの英語の達人は感性が劣ってないかと訝しんでいる。  女性の方が語学に習熟するのは、人間関係により協力的であるからだろうとの説がある。日本での過去の教材の音読から始める音読方式に対し、現代では聴解(ヒヤリング)優先教授法が圧倒的に効果的とされている。

  • お抹茶 さん

    はっきりしていないことは多い。第一言語と第二言語の距離が近いほど,あまり深く考えずに直訳してもだいたいうまくいく。大人のほうが自分の持っている認知能力を使って短期的には早く学習できるが,何年も経ってくると若い時に始めた人の方がより母語話者に近い外国語を身に付けられる。適度にアルコールが入ると滑らかに話せる。第二言語には習得順序があることを知るべき。80%理解できる教材を何度も聞き,日記や独り言の録音などのアウトプットを毎日少しでも続ける。授業では,学生同士のインタビューを続けると比較的短期間に流暢になる。

  • Axlcity さん

    英語キュレーターのセレン(現TEPPEN ENGLISHの事業責任者)さんが自身のYouTubeの動画「モチベーションの正体」にてご紹介していた本。 動画自体は2014年に公開されていて、紹介されたこの本も元は2004年のもの。 この新版は今年に発売されて中身もアップデートされている内容で、オンライン英会話からChat GPTのことまで書かれている。 個人的にイマージョンラーニングをしていて、その事にもけっこう触れていたのは嬉しい。 インプットはすでに背景知識がある分野から広げていくといいそうだ。

  • icon さん

    まず、わかっていない研究をわかっていないという真摯さは、この手の本には何より大事なので、良い点。何に効果があり、ないのか、を最後にまとめているのは見やすく良い。 わからなくても聞かないよりは聞いた方がいい、ただ8割くらい理解できるものがベスト。アウトプットを欠かさず。身体を使うといい、例えばSit downと言われて立つなど。アウトプットは少しでも毎日。単語は文脈の中で。

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