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鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語

畠山重篤

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092271524
ISBN 10 : 4092271522
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間が生きていく上で、切っても切れないくらい重要な「鉄」の不思議を解明し、ひもとく。地球をつくり、命をつくり出している「鉄」の姿にわかりやすく迫る。理科の苦手な人も、楽しく自然の仕組みが理解でる1冊。

【著者紹介】
畠山重篤 : 1943年中国・上海生まれ。宮城県の気仙沼湾でカキ・ホタテの養殖業を営む。1989年、「森は海の恋人」を合言葉に植林活動を始める。一方、子どもたちを海に招き、体験学習をおこなっている。「牡蛎の森を慕う会」代表。京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。1994年に朝日森林文化賞、2004年に河北文化賞を受賞。著書に『漁師さんの森づくり』(講談社/小学館児童出版文化賞)、『日本“汽水”紀行』(文藝春秋/日本エッセイスト・クラブ賞)など

スギヤマカナヨ : 静岡県三島市生まれ。東京学芸大学初等科美術卒。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。イラストレーターとしても幅ひろく活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あちゃくん

    ぜひ多くの子供に読んでほしい。海について、鉄について、自然界についての知的刺激に溢れる書です。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    H31年度選書会議にて【テーマ】科学・生き物 メンバーが教えてくれました!これ面白〜い。科学本というと偏っていたのが身に沁みます。著者は大学出ではないんですって!学歴じゃないんですね。カキ養殖業者の著者がはじめた「森は海の恋人」は、森と川と海は1つのものであるという運動です。森林には鉄分を供給する役目があるそうで、腐葉土からできたフルボ酸が地中の鉄と結ばれフルボ酸鉄になり、植物プランクトンや海藻は育ちます。三陸沖・オホーツク海の海の生産を支えてるのはアムール川が運ぶ鉄というのに驚きました。

  • チイノスケ

    豊かな海には森が必要。では、その根拠とは?を読み解く。 キーワードは「鉄」。鉄を植物が吸収しやすい形で海へ運び、プランクトンが増え、海が豊かになるそうです。実際、理論に基づいた方法で鉄を海にまいたところ、プランクトンが大幅に増えたそうです。 そういえば、鉄道の鉄橋のそばで蜆がよく採れる話が出ていましたが、確かに船が鉄橋の下で貝を採っていたのを見たことある! 豊かな海は、今問題となっている地球温暖化の解決の糸口にもなりそうです。 自然はつながっていることを実感しました。

  • Hiroki Nishizumi

    眼から鱗とはこのことか。鉄分が生物の成長にとっていかに重要かが分かる。触媒という概念を久しぶりに思い出した。専門外を学ぶには子ども向けの本に限るな。

  • しゅわっち

    わかりやすく面白かった。子供向けらしいですが、大人でも十分に楽しめ、鉄の知識が変わります。

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