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本所おけら長屋 二十 Php文芸文庫

畠山健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569902913
ISBN 10 : 456990291X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」には、落語の登場人物のような個性的な住人たちが揃い、今日もお祭り騒ぎだ。ある日、おけら長屋の万造と恋仲である聖庵堂の医師・お満に、長崎留学の話が持ち上がるも、最低三年は長崎で学ぶ必要があると聞き、思い悩む。一方、両親に捨てられたと思っていた万造に母親の手がかりが見つかり、長屋の住人たちは奔走するが…。大人気シリーズ、ついに完結か!?

【著者紹介】
畠山健二 : 1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんたろー

    「完結!」銘打たれた20巻は、万造を中心に人情劇の総決算とも言える秀作揃い…少々パワーダウンを感じた前巻だったので心配していたが、杞憂に終わり嬉ししい。『おとこぎ』三津五郎の侠客らしい漢気に痺れ、『ひきだし』千尋の切ない生涯に溜息し、『とこしえ』美雪の手紙には号泣した。勿論、レギュラー陣も頑張っていて、相変わらず八五郎&金太が笑わせるし、お栄&お満の女心がいじらしい。何よりも万松コンビが活き活きしていて、本シリーズらしい良さが出ていた。鉄斎&お染の行く末も是非読みたいので……続けてくれますよね?畠山さん!

  • のり

    はや20巻。おけら長屋には長い間馴染み笑わせてもらったが、いや〜久しぶりにウルウルさせられた。「万造」の生い立ちがはっきりした。気にしていない様に振る舞ってが、やっぱり会いたがったはず。本作は万造に対して、長屋のお節介が全開になった。「お満」との仲も…「松吉」の心境も良くわかる。それにしても万造の本名には盛大にやられた。大爆笑します😄

  • タイ子

    シリーズ第20弾。今回も泣いて、笑って大忙し。涙を流しながらすぐ笑えるのはおけらの醍醐味。人生には坂が三つありますとかベタな文句ではないけど、「まさか!」の展開。捨て子だった万造に母親が現れた!?そして、万造はまさかの出自だった?!女医のお満に長崎留学の話が…。学問か、恋か、人生の分かれ道。これ以上は言うまい。後の楽しみが薄くなる。でも、これで完結?!じゃないですよね。次もおけら長屋の住人たちのお祭り騒ぎを楽しみたい。ワッショイ!

  • 初美マリン

    楽しんだ!このシリーズで一番面白かった。そして随所で笑えたし落ち着く所に落ち着いた。いずれまた三年後からの再開を待っています。

  • はにこ

    おけら長屋はやっぱり最高!笑って悩んで泣いて、それでも前に進む。そんな感じのするシリーズでした。万造の出生の秘密や、お満との恋路。全て完璧だった。お悠との掛け合いも最高。お満へのプロポーズも最高。適当な男に見えるけど、良い男よね。3年後のおけら長屋を是非書いて欲しい!

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