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新 本所おけら長屋 四 祥伝社文庫

畠山健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396351533
ISBN 10 : 4396351534
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“おけら”を読んで、笑福開運!
老夫婦の絆、商人の心得、若武者の恋、男の友情。
涙と笑いの四編を収録!

山三という元左官職の様子がおかしい。腕は良かったが融通の利かない職人気質で、口より先に手が出る。言葉足らずで古女房にはにべもない。おけら長屋の万造と松吉が後を尾けると、山三は年若い女の家へ――不器用な男の隠し事を探る「こいぶみ」、三匹の子猫が旅籠を救う「ものずき」、少年少女の恋を描いた「わかのは」、侠客同士の友情譚「ぶっかけ」の四編を収録。

【著者紹介】
畠山健二 : 1957年生まれ。墨田区育ち。演芸の台本執筆や演出、雑誌のコラム連載やものかき塾講師を務め、2012年『スプラッシュマンション』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイ子

    シリーズ第4弾。今作は人情噺が多くて笑うというより胸アツの方が多かったかも。笑うと泣くって心のどこかで繋がっているんだな。おけら長屋のお馴染みのメンバーが栄屋でお酒を吞みながらワイワイやってるうちに腰を上げてしまう出来事が向こうからやってくる。だって、万松の二人は営業に行くなんて七面倒くさいことしないもの。仕事はいつも向こうからやってくる。八五郎と昔の兄弟子の話。亀吉が拾ってきた子猫の話。鉄斎先生の剣術道場の話。お満と万造が旅の途中で世話になった弥五郎との再会。今回も泣き笑いの人生、大いに楽しみました。

  • itica

    シリーズ4。あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れたり笑ったりの後に泣かされるこのシリーズ。人情味あふれるおけら長屋はやっぱり良いね。左官の八五郎の兄貴分の謎の行動を探る「こいぶみ」が好き。他3編も粋な計らいにグッと来た。お奉行様まで虜になってる?おけら長屋の面々には魅力がいっぱいだ。

  • ぼっちゃん

    新シリーズ第4弾。今回もどの作品も良かったが。引退した職人気質の元左官職の様子がおかしいのでおけら長屋の人たちが探る「こいぶみ」。叔父貴を殺し逃げている代貸をけじめをつけるため探す「ぶっかけ」が特に良かったかな。

  • shincha

    読んでしまった…大切に取っておこうと思っていたのに…今回の万松の活躍も江戸っ子の心意気と洒落っ気と人情に溢れた話ばかり。帰りの電車内で読んでいて思わず、ぐっと来てしまい慌てて本を閉じたりしました。おけら長屋は、どこかの局で連続時代劇でやってくれないかなぁ〜。こんなにキャラがたってる登場人物たちは他にはないと思うんだけどなぁ。あー面白かった。次は来年の中頃らしいけど、今からワクワクしてます。

  • イオちゃん

    もう安定の「おけら長屋」だった。大体どこかにクスッと笑える描写があるし。特に良かったのは「こいぶみ」。全く素直じゃない山三を、周りの人はちゃんとわかっていたんだね。八五郎を除いて(笑)

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