基本情報
内容詳細
近代の出発点となった明治維新において、変革の主体となった旧長州藩士にとっても、新時代への対応は戸惑いと試行錯誤の連続であった。やがて彼らの中から地域振興の経済主体となる地方企業家(ローカル・アントレプレナー)があらわれ、振興の核となる近代企業を創成していった。「東京の渋沢の如し」と呼ばれた豊永長吉、士族授産の「サムライカンパニー」を大企業へと導いた笠井順八。長州・山口をフィールドに、近代産業の担い手となった地方企業家の実像に迫り、明治期における産業化の過程を検証する。
【著者紹介】
畠中茂朗 : 1959年山口県下関市生まれ。九州国際大学経済学部卒業。山口大学大学院経済学研究科修士課程修了、修士(経済学)。山口大学大学院東アジア研究科博士課程修了、博士(学術)。早鞆高等学校教諭、九州国際大学非常勤講師、下関市立大学非常勤講師、山口県史編纂専門委員、山口市史編纂専門委員等を務める。専攻分野:日本経済史、経営史、金融史、企業家論。現在、早鞆高等学校教諭(地理歴史科、校史編纂を担当)。山口県地方史学会理事、山陽小野田市文化財審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
畠中茂朗
1959年山口県下関市生まれ。九州国際大学経済学部卒業。山口大学大学院経済学研究科修士課程修了、修士(経済学)。山口大学大学院東アジア研究科博士課程修了、博士(学術)。早鞆高等学校教諭、九州国際大学非常勤講師、下関市立大学非常勤講師、山口県史編纂専門委員、山口市史編纂専門委員等を務める。専攻分野:日
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