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町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 河出新書

Tomohiro Machiyama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309631097
ISBN 10 : 4309631096
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

邦画は傑作の宝庫だ! 日本の映画語りを牽引する二人が必見の作品を精選し、その魅力と見方を語り尽くす。時代劇編には「七人の侍」「宮本武蔵」「子連れ狼」「竜馬暗殺」などを収録。

[著者]
町山 智浩 (マチヤマ トモヒロ)
1962年生まれ。映画評論家・ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒。『宝島』『別冊宝島』などの編集を経て、『映画秘宝』を創刊。後、アメリカに移住。著書に『トラウマ映画館』『さらば白人国家アメリカ』など。

春日 太一 (カスガ タイチ)
1977年生まれ。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了。著書に『時代劇は死なず! 』『天才 勝新太郎』『あかんやつら』『なぜ時代劇は滅びるのか』『文藝別冊 五社英雄』など。

【著者紹介】
町山智浩 : 1962年、東京都生まれ。映画評論家、ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業。『宝島』『別冊宝島』(宝島社)などの編集を経て、1995年『映画秘宝』(洋泉社)を創刊。アメリカ・カリフォルニア州バークレー在住

春日太一 : 1977年、東京都生まれ。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たくろうそっくりおじさん・寺

    私はあまり映画を観ないのだが、本書で扱われた映画は半分ほど観ており興味をそそられた。私が観た半分の映画は、どれも好きなものばかりだが、春日太一があとがきで言う通り、その背景や裏話を知ればさらに面白さは増すものだと膝を打った。知った映画を扱っていると読みながら「そうそうそう!」という共感の楽しみがある。それは私にとって映画本では初めての出来事だった。『宮本武蔵』五部作は観ていないが、有名なストーリーは知っているので興味はそそられる。死んだ橋本治も讃えていたなぁ。読友さんにも薦められたなぁ。近いうちに見るか。

  • ヨーイチ

    映画についてはまあ、人並み。爺いの分だけ思い入れはある。売り出し中の春日太一の本と言っていいと思う。この二人については、日本映画の春日とアメリカンリポートの町山って感じで小生にとっては少々以外な取り合わせ。対談の企画って仲々意味深で「片方が相手の良さを引き出す」気持ちが大事なような気がする。専ら春日の土壌の話で終始した印象。続く

  • Isamash

    映画評論家の町山智浩と映画史・時代劇研究家の春日太一の2019年出版の対談書籍。七人の侍,宮本武蔵五部作、剣三部作、子連れ狼シリーズ,竜馬暗殺、浪人街、御用金、人斬りが取り上げられてる。製作会社によるつくりの違いや斬り合い映像の歴史的変遷も分かり興味深かった。時代劇にはあまり興味無かったこともあり七人の侍以外は見ていないが、二人の語りにより見てみたいと思う様になった。特に黒木和雄と五社英雄監督作には他作が良かったので是非とも。また脚本家の橋本忍、俳優の原田芳雄及び石橋蓮二の魅力も再認識させられた気がした。

  • でかぱんちょ

    【図書館本】お二人の対談がとても面白くて、この本で取り上げられた映画を一作も観たことのない自分も興味が湧いて観てみたくなりました。それにしてもいつも春日氏の文章を読んで思うのは、こんなに昔の日本映画に詳しいのに自分より少し年下だということがどうしても信じられなぁということです(笑)

  • 遊星

    WOWOW映画塾は未見。Twitterで締め切りを守らない町山さんへの春日さんの怒りのつぶやきで本書の刊行を知って以来楽しみにしていたが、期待を裏切らない内容だった。町山さんはどちらかというと聞き役。春日さんの膨大な知識に圧倒される。キネマ旬報が創刊号から自宅にあるというのにも驚かされた。個人的には「剣三部作」「子連れ狼シリーズ」の三隅研次という監督の話が非常に面白かった。WOWOWで録画したまま放置してある「子連れ狼シリーズ」を見始めてみようと思う。続巻の戦争・パニック映画編への期待も大いに高まった。

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