日本水商売協会 コロナ禍の「夜の街」を支えて ちくま新書

甲賀香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480074676
ISBN 10 : 4480074678
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

二〇二〇年四月九日。日本水商売協会代表理事の甲賀香織は、銀座や歌舞伎町のクラブ経営者らと共に、自民党本部を訪れた。新型コロナウイルス感染症対策として行われる様々な助成から、接待飲食業―水商売を除外する方針に抗議するためだ。「水商売が一般企業と同様に、ビジネスとして認められるようにしたい」「働く女性たちが色眼鏡で見られないようにしたい」こんな思いで設立された日本水商売協会が、思わぬ形で注目された瞬間だった。コロナ禍で明らかになった差別から、成長産業としての魅力まで、知られざる水商売の世界を描く。

目次 : 第1章 水商売業界を襲った新型コロナウイルス(日本水商売協会代表理事、自民党本部へ行く/ 要望書を提出する ほか)/ 第2章 水商売業界の全体像(そもそも「水商売」とは何なのか/ 水商売業界の構造)/ 第3章 差別的取扱いと風営法(さまざまな差別的取扱い/ 水商売側の問題 ほか)/ 第4章 水商売をあえて選んだ、それぞれの理由(すすきの ニュークラブオーナー・波戸崎崇/ 歌舞伎町 ホスト・皐月 ほか)/ 第5章 「夜の街」の未来(NIGHT QUEENグランプリ/ 「夜の街」のあるべき姿とは)

【著者紹介】
甲賀香織 : 1980年、埼玉県生まれ。一般社団法人日本水商売協会代表理事。青山学院大学文学部卒業後、出版社等を経て株式会社ベンチャー・リンクに入社、カーブスジャパンに出向。人材教育や営業マニュアルの作成、新規店舗の立ち上げ、業績不振店舗の再建に従事する。27歳で銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」に入店。1年でナンバー1となる。引退後は、ホステスの営業メール配信システムの開発・販売を行う。2018年、日本水商売協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ayana さん

    コロナによる行政からの差別に立ち向かう姿や、世間体を振り切ってマジメに水商売に身を投じていく姿に勇気をもらった。

  • xxx さん

    「水商売」への差別や法的な矛盾に対する問題提起だけでなく、一般企業と同様にビジネスとして水商売を捉えているのが面白いと感じた。特に後半のホストやキャバクラの仕事をビジネスや成長の機会と捉え、そこでポジティブに働く人々の話は自己実現手段の1つとしての性風俗業界を予感させる。

  • oooともろー さん

    このような協会があることを初めて知った。負のイメージを改善しようと努力する著者たち。法律の勉強にもなった。

  • かれーらいす さん

    キャストの方々の勤務形態やクラブとキャバクラ等の違いが的確に記されており興味深かったが、後半の押し付けがましさには疲れた

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甲賀香織

1980年、埼玉県生まれ。一般社団法人日本水商売協会代表理事。青山学院大学文学部卒業後、出版社等を経て株式会社ベンチャー・リンクに入社、カーブスジャパンに出向。人材教育や営業マニュアルの作成、新規店舗の立ち上げ、業績不振店舗の再建に従事する。27歳で銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」に入店。1年でナ

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