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名状しがたいもの ラヴクラフト傑作集 ビームコミックス

田辺剛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047382763
ISBN 10 : 4047382760
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

「人類の最古にして最強の感情は、未知への恐怖である」
ーーH.P.ラヴクラフト

未知への戦慄と憧憬を解き放つ、クトゥルフ神話の極地、完全漫画化。

【手塚治虫文化賞】マンガ大賞最終候補、【米国アイズナー賞】ノミネート、【仏国アングレーム国際漫画祭】公式セレクション選出、【仏国Prix Asie de la Critique ACBD】受賞、【仏国DARUMA】最優秀作画賞・最優秀デザイン賞受賞、【米国ハーベイ賞】ノミネートほか、数々の賞賛を呼ぶ「ラヴクラフト傑作集」シリーズ。

◎特厚【282ページ】収録作品◎
[夢見人(ドリーマー)へ]
[北極星(ポラリス)]
[恐ろしい老人]
[霧の高みの不思議な家]
[ランドルフ・カーターの陳述]
[名状しがたいもの]
[銀の鍵]
[断章 アザトース]



●「ラヴクラフト傑作集」シリーズ
『ウルタールの猫』/『ダニッチの怪』全3巻/『インスマスの影』全2巻/『クトゥルフの呼び声』/『時を超える影』全2巻/『狂気の山脈にて』全4巻/『魔犬』/『異世界の色彩』/『闇に這う者』

●田辺剛・好評既刊
『The Outsider 田辺剛 Extra Works』/『サウダージ』(作:カリブsong)

●コミックビーム 公式X(Twitter)
@COMIC_BEAM

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    邦題『ヘルダミアン/悪霊少女の棲む館』では探究心抑え難く碑銘のない墓を暴いて地下へと降って行くのはウォーランではなくカーターだったように記憶している。現し世に流されていくカーターの憂慮は死と云うゴールを目指す他に道を持たない自分たち定命の生き物特有の悲哀であろうが、しかしそれも自我と云う意識を持った人類に特有の贅沢な特権かも知れない。なんとなれば神と云う人類を超越した存在や、恐怖と云う味わい深い感情を満足させる創作等々…その想像力の豊かさは死を想う人間にしか顕現しないもの…“死”永劫の夢への門出を祝う。

  • ぐうぐう

    帯に「人類の最古にして最強の感情は“未知への恐怖”である」というラヴクラフトの言葉がある。例えば死は、個人で見れば未知なるものだが、人類においてはそうではない。「こんなものを知ったら誰も生きてはいけない 神よ…こんなこととは夢にも思っていなかったのです カーター…今すぐ逃げるんだ」しかし、逃げ場なんてあるのだろうか。なぜならラヴクラフトのいう未知なる恐怖とは、人類にとって忘れ去られた記憶の中にあるのだから。「そうだ…私は…還らなければ」未知なる恐怖は懐かしさを伴うからこそ、人は囚われる。死もまた同じ。

  • kei-zu

    ラヴクラフトの短編を漫画化。観念的な記述を精緻な筆致で描き込んで具象化するのは、この著者ならでは。怪奇作家ランドルフ・カーターがこの世ならざる世界を垣間見る「銀の鍵」が楽しい。

  • コリエル

    ランドルフ・カーターは美しい夢を求めて銀の鍵を手に夢想の天穹へと旅立つ。世俗的な成功では無い何か本人にとっての美しいものを希求するというのはラヴクラフト自身の心性だったのかもなと。

  • 本読むT

    ホラー系は子供の頃に読んだぬ〜べ〜以来、小説も映画も漫画もお化け屋敷もありとあらゆる恐ろしげなものは避けてきた。苦手なので。大人になってもう大丈夫なやと思って、SF好きの人が紹介していたラヴクラフトのコミカライズされたものに挑戦してみた。怖い。気が滅入る。本当に気持ちよく健康な時に読まないとMPが削られるのを身体を通し感じる。小さな物音に敏感になる。やっぱり苦手。家のチャイムが鳴るのも怖くなった。これを読んだ後はウーバーイーツも頼めない。最後はいい話ぽく終わってくれてよかった。でも怖い。

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