鯖猫長屋ふしぎ草紙 四 PHP文芸文庫

田牧大和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569768175
ISBN 10 : 4569768172
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
331p;15

内容詳細

美猫サバが暮らす「鯖猫長屋」で、利助・おきね夫婦が大喧嘩。その裏に怪しげな呪い師の影が…。そんな折、サバの妹分さくらに化け猫疑惑が持ち上がる。続けて起きた「赤子の顔の傷」事件や、とある大店の内儀の死も、化け猫の仕業だというのだ。さくらの疑いを晴らそうと、飼い主の拾楽が動きだすが、サバには気になることがあるようで―。根津宮永町が舞台の「大江戸謎解き人情ばなし」第四弾。

【著者紹介】
田牧大和 : 東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風に牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • SJW さん

    今回は狐屋対猫屋の戦い。長屋の利助・おきね夫婦の大喧嘩が発端となり、化け猫事件や毒菓子事件へと発展する。狐の不思議な力で危うくなる拾楽だが、周りの人達に助けられ難を逃れる。相変わらずサバが拾楽を使ったり、さくらと遊ぶ姿が見えるようで、読んでいると和まされる。舞台となる根津あたりは高校時代の庭。フィクションだろうが、あそこに長屋があり、ここに番屋かなどと考えるのも楽しかった。

  • ぶち さん

    4巻目に来て、人情物/推理帖の世界から妖の世界にますます比重を移してきたように思います。どちらの世界も私は好きですので、どう向かおうと大歓迎なのではあります。 それにしても猫の鯖ですが、子狐の妖の力と対決したりして、ますます妖の力が明瞭に表に出てくるようになりました。妹分のさくらがどのように育っていくのか興味が湧いてきます。鯖と同じ力を持つのでしょうか? 毎回のように登場してくる犬ですが、どの犬も忠義心に厚くホロっとします。子狐の恩返しの心持ちにも泣けてきました。

  • はる さん

    今作は真の悪人が出てこないので、いつもより少し優しい読後感。毎回お約束の、犬と人との切ない絆を描いたエピソードもしっかりありました。ラストは少し肩すかし的な感じ?でも掛井の旦那が大活躍だし、ほっこりとして悪くない。仔猫のさくらのしぐさが可愛らしいなあ。それにしても、猫の先生はどんどん頼りなくなっていくような…。

  • タイ子 さん

    今回は掛井の旦那がやけにカッコよく見えたような。 ま、定廻りだから当たり前に仕事してるだけなんですがね。 なので、もうちっとサバもさくらも旦那に優しくしちゃもらえませんかね。今回は怪し気な呪い師が出てきて長屋の連中を騒動に巻き込むの巻。犬の牛若も寂しい運命ながら大活躍してくれたし、サバの子分の捨楽も頑張ったし今回も楽しませてもらいました。あ、子分が一人増えたの巻でもあります(笑)

  • ネムコ さん

    いや〜、今回も面白かった! サバの威張りんぼに磨きがかかってます。でも実は「子分」の拾楽がピンチの時には駆けつける心配性な一面も。ツンデレは猫の標準装備ですものね🎵 サバの薫陶よろしく、子猫のさくらも立派なお転婆ムスメに育ってます。他にも忠犬の牛若や、妖しい野狐など盛り沢山。人間だって出てきます(笑) 剣術はからっきしだが頭は切れる同心・掛井に意外な特技が明らかになったり、長屋の差配・磯兵衛が番屋にしょっぴかれたり。でも、鯖猫長屋にはサバがいる! 大騒ぎの決着はいかに、とあとは読んでのお楽しみ(笑)

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田牧大和

東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風に牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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