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最強の教養 不確実性超入門

田渕直也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799318577
ISBN 10 : 4799318578
Format
Books
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

金融から歴史的事件まで幅広い題材をもとに不確実性の根源を解明。日々の選択から資産運用、組織の戦略立案まで、すべての意思決定の精度を上げる思考法を解説した異色の教養書かつ実用書。

目次 : 第1章 ランダム性―予測不能性が人を惑わす(未来を予測することはそもそも可能なのか?/ 「ランダムである」とはどういうことか/ ランダムは本当に予測できないのか/ 結果の予測はできないが確率は見積もれる/ ランダム性に起因する不確実性に対処する方法/ 人はランダムにたやすく惑わされる)/ 第2章 フィードバック―原因と結果の不釣り合いが直感を欺く(ランダム性では説明できないもうひとつの不確実性/ 何がファットテールを生むのか/ “予想外”を生むフィードバックのメカニズム)/ 第3章 バブル―なぜ「崩壊するまで見抜けない」のか(バブルはこうして繰り返す/ 経済成長の持続力/ 予想外のデキゴトが生む葛藤とプレッシャー)/ 第4章 人間の心理バイアス―失敗はパターン化される(人の心理的反応/ 人はなぜ不確実性にうまく対処できないのか/ 失敗のパターン1:成功体験と自信過剰/ 失敗のパターン2:サンクコストと自己正当化/ 失敗のパターン3:希望的観測と神頼み/ 失敗のパターン4:異論の排除と意見の画一化)/ 第5章 人生を長期的成功へと導く思考法(予測に頼らないという新しい考え方/ 短期的な結果に振り回されない)

【著者紹介】
田渕直也 : 1963年生まれ。1985年、一橋大学経済学部卒。日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。デリバティブの商品開発、ディーリング業務に従事。以後、国内大手運用会社ファンドマネージャー、不動産ファンド運営会社社長、生命保険会社執行役員を経て、現在、株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • harass

    Unlimited。長年投資に携わってきた著者による、経済事件、暴落バブル崩壊、歴史的事件などを実例に予測ということと、リスクということの入門書。網羅的でさらに詳しく知りたいという人は専門書にということか。予測ということの難しさがまとめてある。柔軟な視点と対処法をいつも心がけるぐらいしかないようだ。対応する経営者などの決断力に感心する。読み物としてそこまで面白くはないのだが堅実な良書。

  • Kentaro

    インテルをマイクロソフトと並ぶPC時代の覇者に押し上げたアンドリュー・グローブは、経営者というのはパラノイア(偏執狂)でなければならないといっている。どんなに調子が良いときでも、ライバルに出し抜かれるのではないか、何か予期せぬ悪いデキゴトが起きるのではないかと、常に心配でたまらないというくらいでなければ企業を永続的な成功に導くことができないというのだ。  またグローブは、経営者は組織の中のカサンドラの声に耳を傾けなければならないともいっている。カサンドラとは、ギリシャ神話に出てくるトロイの王女の名前だ。

  • NICKNAME

    Unlimited版。当たり前のことだが世の中、何事も予想通りなるわけではない。むしろ予想外の事が起こる場合の方が多くそれが不確実性なのだろう。だからこそ惰性的に流され変なこだわりに捉われずその時その時柔軟に判断して意思決定してゆかねばならない。そうすることにより結果的に時が経っての最終的な勝率が上がっているものなのでしょう。また単に勝率というもの自体にこだわるのも間違えでそうすることにより悪い方向の連鎖に陥ってしまうリスクも高めてしまう事もあるのでしょう。

  • あつき

    未来=過去の統計やデータ(予測可)+不確実性(予測不可)。予め言えることは確率だけで、正確な結果を前もって予測することはできない。サイコロを振って 3の目が出たとすると、それは偶々そうなっただけで、必然的な理由があったわけではない。となると、不確実性には期待値で対処する必要がある。すなわち、何十回何百回と試して総合的かつ確率的にプラスになる投資システムを見つけること。不確実性には、プラスとマイナスの両面があることも覚えておきたい。過去に起きたことのない極端なデキゴト"ブラックスワン"は往々にして起こる。

  • リミテッドにて ●短期的な結果に振り回されることなく、長期的な成功の可能性を高めていくことが唯一の解決策 ●未来とは予想可能な未来+予想不可能な未来 ●予想可能な未来は情報収集と分析で精度高められる ●不確実性を考慮し過ぎると何も出来なくなり別のリスクが ●確率がやっかいなのは結果が出ると確率の意味がなくなる ●結果を積み上げると確率が現れる ●自己正当化 悪いことは認めない、忘れる ●サンクコストは時価で考える ●集中力が大事。気が緩むと罠に ▷失敗は繰り返えす。今回のコロナもそうだ

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