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ランダムウォークを超えて勝つための 株式投資の思考法と戦略

田渕直也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784534059116
ISBN 10 : 4534059116
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「長期、分散」しかないのか?株式相場はランダムウォークだとされる。良い銘柄を選んで他人よりも儲けることなど絵空事で、全体の経済成長の果実としての収益を得るだけなのだから、数多くの銘柄を分散して長期で保有しているだけでよい―。個人投資家はこの「平凡な結論」を受け入れるしかないのか?平凡な結論の先にあるもの。株式投資に対するこの「平凡な結論」が大勢として正しいことは間違いないだろう。しかし、偶然とはいえない確度でそこをはるかに超える実績を上げている投資家が存在することも事実。ランダムウォークのスキマにある収益機会をどうつかむのか。その思考法と戦略のヒントを示す!

目次 : 第1章 株式投資のキホン(「株式の価値」は何によってもたらされるのか/ 「経済成長」は企業利益とどう関係しているのか ほか)/ 第2章 株式投資にまつわる幻想の数々(株式投資には幻想がつきまとう/ 「割安な優良株」は本当に見つけられるのか ほか)/ 第3章 とりあえずの平凡な結論(個別株投資の比較対象としてのインデックス投資/ 投資業界に革命をもたらしたインデックスファンドの登場 ほか)/ 第4章 個別株投資の醍醐味(それでも個別株投資をする意義は大いにある/ インデックスファンドの弱点は「大儲けができない!」こと ほか)/ 第5章 基本戦略の構築(個別株投資で勝つには「戦略」が必要/ インデックス+αの利回りに「福利の魔法」をかける ほか)

【著者紹介】
田渕直也 : 1963年生まれ。1985年一橋大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。海外証券子会社であるLTCB International Ltdを経て、金融市場営業部および金融開発部次長。2000年にUFJパートナーズ投信(現・三菱UFJ国際投信)に移籍した後、不動産ファンド運用会社社長、生命保険会社執行役員を歴任。現在はミリタス・フィナンシャル・コンサルティング代表取締役。シグマインベストメントスクール学長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • H.A

    株式投資においてもっとも勧められるETFの積立投資は間違いないが大きく資産を増やせないデメリットが存在する。一方、個別株はテンバガーに代表されるように爆発的に資産を増やせる場合がある。投資における思考法などいろいろバランスが良い。

  • kuu

    行動経済学に基づいて投資を鋭く解説する作者の考え方に共感して、関連する本を何冊か読むことにした。投資はランダムでありテクニカルやファンダメンタルは無意味、という考えが作者の基本的な思想であり、他の投資本とは一線を画す。チャートは将来を予測するのでなく、投資シナリオを事後的にチェックするためのツールとして用いる、に一部共感。ちゃんとエッジの効いた取引になっているか、チャートの事後検証が必要、ということなのだろう。

  • kesu

    最近、筆者の本にはまっており、「ファイナンス理論全史」に続いての実践編という位置づけで読んだ。結論としてはポートフォリオ理論をもとにインデックスファンドで分散投資すべしということだ。平凡な結論に思われるかもしれないが結局この手法が一番安定的にリターンが見込める。ただ、個別株投資ならリスクはあるがインデックスにはないリターンが得られる可能性があるので、否定されるものではない。万人に受け入れられる完璧な戦略などなく、自分が腹落ちした手法こそがランダムウォークを超えて勝つために必要なのだと受け取った。

  • アンダーソン

    主題ででかでかと詠ってあるランダムウォークという言葉やその説明は一切ない。日本市場が低成長であるにも関わらず株価が伸びてきた理由は納得できるものがあり、一読に値する。 長期分散積立+アルファの個別株というのはその通りだと思うので本書を購入したが、個別株に対する話では当たり前のことを書いてあるのみで戦略といえる戦略はなかった。個別株選びの注意点という点では役に立つ部分もあったが、ページの割に内容の薄さは否めない。★3が妥当なところか。

  • ヤス

    投資の理論が読みやすく書かれている。

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