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アフターメルヘン 上

田島生野

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781622699
ISBN 10 : 4781622690
Format
Books
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

「めでたし」のその後のご不要品、どんなものでも回収いたします――。おとぎの国の各地で役目を終えた「モノ」を回収するベテラン職員で面倒見のよい兄ヤコブと、新人職員で兄を尊敬している弟ヴィルヘルム。彼らが訪れる先々には、廃品に悩む依頼主がいて‥‥。白雪姫、シンデレラ、ラプンツェル、裸の王様、いばら姫――不思議なメルヘンの世界を舞台に描く、ダークファンタジー、開幕!単行本でしか読めない描き下ろしショートストーリー4本+描き下ろしイラストを収録!!【担当編集より】『ヴィクトリアの電気棺』(スクウェア・エニックス刊)著者・田島生野による最新作、おとぎの国で役目を終えたモノを引き取る、とある兄弟の廃品回収物語がはじまります!見所が満載すぎるため短く語ることが難しいのですが、登場するキャラクター(メインキャラの兄弟以外にも登場するゲストキャラの魅力)、各話のストーリーと構成力(先が読めないアフター話や深まる謎など)、精緻な筆致で描かれるイラスト(すべての線画、背景、飾りフキダシも手描き)など、惹きこまれる舞台の世界観と複数の気になるの要素満載で構築されています。また単行本ならではの描き下ろしのエピソードも各話ごとにあり、加えて童話感を演出する作品の雰囲気に合った描き下ろしイラストも各話に収録されています。連載時とはまた違った読後感を得られること、間違いなしです!!昔話やメルヘン、王子様やお姫様、主人公に悪役、お仕事もの、ヒューマンドラマ、ダークファンタジー‥など1話ごとに物語の毛色も違うのですが、メインキャラの兄弟と一緒に作中で各地へ訪れ、メルヘンの世界をお楽しみいただけましたら幸いです。※カバーを外した本体表紙にも素敵な描き下ろしイラストで彩られています^^

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • neimu

    娘からの差し入れ本。全く気付かず放置していた。母が入院し、初めて応接間に置かれていたのに気付く。絵柄は拙く好みでは無いが、着想、話の展開は悪くない。どちらかというと、発想の面白さを描き切れていないもどかしさの方が目立つくらいだ。ただし、最近は続編物というか、オリジナルのその後を作った映画作品等も多いから、ネタ本ありの類いと思ってしまうと楽しさは半減する。グリム兄弟だけではなく、アンデルセン等、お馴染みの作家名がちらほらするも、あくまで「兄弟」にこだわって展開するらしい。それなりに下巻も楽しみ。

  • Koichiro Minematsu

    おとぎの国の裏表

  • s_s

    どこかで目にした作家名だと思ったら、『ヴィクトリアの電気棺』の方だったのか…。童話世界を舞台にした物語は、可愛らしく描かれる絵と、時々残酷に思える展開が相まって、丁度良いバランスに仕立て上げられていると言えるだろう。「何だか 可哀想で 醜くて残酷なのに」「どうしてか 見ちゃうの」というマルガレータのセリフが妙に印象に残っているが、これは物語においては本質を突く重要な一文に思えてならない。上下巻で完結してしまいそうなのが惜しい。。

  • ぐっち

    おとぎ話が終わった後の不用品を回収するグリム兄弟。思ったより黒めの展開も多くドキドキします。兄が隠している過去と呪いとは。

  • ozoz

    柔らかな絵とダークな展開のギャップにやられる。下巻楽しみ!ラプンツェルのお話いい。魔女はピッチピチの180歳。描き下ろしの展開も良き。

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