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トペラトト おもいでをたべるオバケのはなし

田島征三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773815030
ISBN 10 : 4773815035
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「トペラトト」は、新潟県十日町市の山間、すり鉢状の地形の「鉢」という集落にある「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」に棲んでいます。子どもが少なくなった集落の小学校は廃校になりましたが、世界最大規模の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」でアーティスト田島征三による「空間絵本」として再生しました。そこに長年棲んでいたのが学校オバケの「トペラトト」。食いしん坊のトペラトトは「思い出」が大好物。学校がにぎやかだったころは子どもたちの思い出を食べていました。学校が美術館になった今は、訪れる人の思い出をこっそり食べています。2015年夏、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」開催! 本書は、実際に会いに行けるオバケのトペラトトのおはなし。おおたかしずるのオノマトペによる「トペラップ」も収録!

[著者紹介]
田島 征三
大阪生まれ。幼少期を高知県で過ごす。学生時代に私家版『しばてん』を制作。1969年『ちからたろう』でBIB(世界絵本原画展)金のりんご賞を受賞。畑を耕し山羊やチャボを飼い、自然に向き合う生活の中で創作活動を続ける。絵本制作と共に、木の実や流木などによる作品を発表し続けている。


おおたか しずる
東京生まれ。七色の声を自由に操る、無国籍、ノン・ジャンルのシンガー&ボイス・アーティスト。数百曲に及ぶTVCMでの歌唱や映像、絵画、朗読、ダンスとのコラボレーション等ジャンルや国境を越えた音楽活動を展開している。「声のお絵描き教室」主宰、NHKEテレ「にほんごであそぼ」にレギュラー出演中。

【著者紹介】
田島征三 : 大阪生まれ。幼少期を高知県で過ごす。学生時代に私家版『しばてん』を制作。1969年BIB(世界絵本原画展)金のりんご賞を受賞。畑を耕し山羊やチャボを飼い、自然に向き合う生活の中で創作活動を続ける。現在は伊豆で、木の実など自然物による作品を発表し、「空間絵本」という新しい地平を拓いている

おおたかしずる : 東京生まれ。七色の声を自由に操る、無国籍、ノン・ジャンルのシンガー&ボイス・アーティスト。数百曲に及ぶTVCMでの歌唱や映像、絵画、朗読、ダンスとのコラボレーション等ジャンルや国境を越えた音楽活動を展開している。「声のお絵描き教室」主宰、NHKEテレ「にほんごであそぼ」にレギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    田島征三って、こんな可愛いキャラクターも描けるんだなぁ…表紙のトペラトトは人間の思い出を食べる化け物(お化けと言った方が可愛らしいかな?)。最初の方で老人の思い出を食べている。まず老爺、そのあと老婆。老爺と老婆が二人で座ると二人の共通の思い出がふきだしの中の絵に満載。それを見ると二人が夫婦なのがわかる。このふきだしの中の思い出の絵がミソである。泣きながら自転車で走る人の思い出は、まず引っ越しセンターのトラックが描かれる。次ページで別れだとわかる。赤ちゃんに思い出作りを勧めるトペラトトが優しい。

  • kanata

    思い出が主食のおばけ、トペラトト。みんなの思い出をぱくぱくモグモグ。まだ思い出らしきものが生まれていない赤ちゃんのもとでは何もできず、早くいい思い出を作れるように成長しろよ…と去っていく。夢を食べるのはバクだけど、思い出を食べるという発想はありそうでなかった気がする。微笑ましい絵本。

  • anne@灯れ松明の火

    隣市新刊棚で。「おもいでをたべるオバケ」と言うので、悪いオバケ?かと思ったが、「思い出」の定義が素敵で、このオバケもいいヤツだった♪ オチもちゃんと効いている。「ぺっちゃく ぺっちゃく とぺっちゃく……」など、不思議な擬音が楽しい(元永さんをちょっと思い出した) 絵も素朴で、かわいらしい。

  • takaC

    思い出を食べる発想は新鮮。作と絵の分担ははっきりしない。

  • 遠い日

    トペラトトは思い出が大好物のおばけ。思い出や記憶は人間を構成するだいじなもの。そして、人が生き続ける限り、次々瞬時に生れでて消えることなく増え続ける。赤ちゃんが登場して、いよいよ思い出の意味が深くなる。トペラトトの困惑は、哲学。

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