運気を磨く 心を浄化する三つの技法 光文社新書

田坂広志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334044398
ISBN 10 : 4334044395
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
283p;18

内容詳細

神や仏の正体は、「量子真空」なのか。筆者は、大学の工学部で長く研究者の道を歩み、科学的教育を受けた人間である。それゆえ、基本的には唯物論的な世界観によって研究に取り組んできた人間である。ただ、一方で、筆者は、これまでの六八年の人生において、「運気」と呼ばざるを得ない出来事を数多く体験しており、それゆえ、この「運気」と呼ばれるものの存在を決して否定できないと感じている。従って、自身の科学研究者としての立場から、この「運気」というものの科学的根拠が存在するならば、それを明らかにしたいと考えており、本書においては、そうした視点からの「科学的仮説」についても紹介している。その一つが、「量子真空」と「ゼロ・ポイント・フィールド」の仮説である。

目次 : 序話 非科学的と言われながら、誰もが信じているもの/ 第1話 「良い運気」を引き寄せるただ一つの条件/ 第2話 「良い運気」を引き寄せる「心の五つの世界」/ 第3話 なぜ、従来の「無意識を変える方法」が効果を発揮しないのか/ 第4話 「無意識のネガティブな想念」を浄化していく技法/ 第5話 「人生でのネガティブな体験」を陽転していく技法/ 第6話 「究極のポジティブな人生観」を体得していく技法/ 終話 運気を磨く、心を磨く

【著者紹介】
田坂広志 : 1951年生まれ。’74年東京大学卒業。’81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。’87年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。’90年日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。2000年多摩大学大学院の教授に就任。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。’05年米国ジャパン・ソサエティより、日米イノベーターに選ばれる。’08年世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilのメンバーに就任。’10年世界賢人会議ブダペスト・クラブの日本代表に就任。’11年東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。’13年全国から5200名の経営者やリーダーが集まり「21世紀の変革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」を開塾(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きみたけ さん

    著者は元内閣官房参与で「21世紀の変革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」代表の田坂広志氏。どうすれば人生において「良い運気」を引き寄せることができるのか説いた本。良い運気を引き寄せる3つの技法「人生の習慣を改める」「人生の解釈を変える」「人生の覚悟を定める」の実践。一番心に響いたのは、出来事に対してどう解釈するかが人生を分けるということ。不運な出来事やネガティブなものから何を学ぶかが大事。まさに「人間万事塞翁が馬」ですね。「生きている」だけでありがたいと感じ、心の中で感謝の言葉を述べるよう心掛けます。

  • rigmarole さん

    印象度B+。「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」との関連で運気の原理を説明しているあたりは論理に飛躍があり過ぎて、仮説であると断わっているものの、さながらニセ科学の様相を呈していました。しかし良い運気を引き寄せる方法(最後には「運気」も卒業しますが)や考え方については大いに同意します。詰まるところ、過去の一切の出来事を良い事であると解釈し、今生きている自分を有難いと思い、未来には自分は大いなるものに導かれていくと信ずること。本書でも言及している禅にも通ずるものを見て取った私は、益々禅から学ぼうと思った次第。

  • 速読おやじ さん

    全ての事は導かれている。ネガティブな事を無理やりポジティブに変換するのではなく、全肯定をすろのが究極のポジティブ思考。二項対立の世界から脱しようという。人生で起こることは全て意味のあることであり、何かしら問題が起きても自分に原因があると受け止める。大いなる何かが自分をそだてようとしているんだと受け止める。自分が苦手だったり嫌いだったりする人に対しても、心からありがとうということで、心が浄化される。ネガティブな想念をなくしていくことが大事だということだ。

  • ニッポニア さん

    これは、宗教、哲学を科学的に説明し、運気という概念を言語化している。ともすると怪しい、とも思うが、有無を言わせない迫力があり、圧倒された。人々の心は、深い無意識の世界で互いにつながっている、アイアムアヒーローじゃないか。以下メモ。人の深層、阿頼耶識に過去の全ての結果と未来の全ての原因となる種子が眠っている。人間は生涯においてその潜在能力の数%しか開花せずに人生を終える。瞑想とは「起こる」ものである。幸運は不運の姿でやってくる。究極の祈りは、「全託の祈り」全てを大いなる何かの導きに委ね託す。

  • zag2 さん

    とある雑誌の書評欄でみかけて読んでみたくなった本。けっきょく私はこういう考え方が好きなんだと、あらためて確認しました。この数年、しょせんすべては偶然で人生に意味なんてない、という方向に進んでいたのですが、やっぱりこっち側の方が自分らしいと思ってます。この本を手に取ったのもコンステレーションなのかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品