基本情報
内容詳細
イギリス・ロマン派詩人ロード・バイロンの長編詩最高傑作の注解、完結編。二十九歳の貴公子、十九世紀初頭のイタリア旅行。水の都ヴェネツィアの栄光と衰退。黄昏時のブレンタ河畔、高峰フリウリ遠望。ペトラルカゆかりの村アルクワ・ペトラルカ。フェラーラ、タッソと暴君アルフォンソ二世。花の都フィレンツェと傑人たち。トラジメーノ湖、大殺戮の古戦場。ウンブリア、水明爽やかなクリトゥンノの泉。大瀑布カスカタ・デレ・マルモーレ。ホラティウスが激賞した孤峰ソラクテ。永遠の都ローマの栄華と廃墟。アッピア街道、メテッラの巨大な墳墓。そして、地中海の大海原を遥かに望むアルバーノ山地、ネミ湖とアルバーノ湖。天才詩人の人生哲学。万世にわたる啓蒙書。注解書のシリーズの掉尾を飾る。
目次 : 1 Childe Harold’s Pilgrimage出版の経緯と意図/ 2 全編の構成とstanzaの詩形/ 3 Canto 4の概要(年譜・Byronの旅程/ 構成/ Byron’s Travels(地図))/ CHILDE HAROLD’S PILGRIMAGE.A ROMAUNT.(CANTO THE FOURTH)/ SELECTED BIBLIOGRAPHY
【著者紹介】
田吹長彦 : 1943年9月大分県玖珠郡九重町に生まれる。2009年9月福岡女子大学文学部英文学科特任教授。2013年3月、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
田吹長彦
1943年9月大分県玖珠郡九重町に生まれる。2009年9月福岡女子大学文学部英文学科特任教授。2013年3月、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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