Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ヴェネツィア

  読了日：2024/10/10

  『ミーハー歌舞伎』（東京書籍。これはお薦め！）の田口章子 編著。百鬼丸の切り絵が各ページを彩る。入門的な歌舞伎解説書としては最適の1冊かと思う。巻頭を飾るのは、やはり『助六』。このお芝居は、わかりやすくて面白くて粋でカッコイイ。敵討ちと花魁との恋と、江戸の人たちの大好きなものがてんこ盛り。もちろん、今見ても痛快。以下「厳選作品集」では『仮名手本忠臣蔵』から５つも採られている。「時代物」から19作、「世話物」からは15作を紹介、解説。お薦め！

• kaoru

  読了日：2025/08/01

  映画『国宝』を見て歌舞伎に興味が出て選んだ一冊。田口章子さんがお薦めの50作品を選び、百鬼丸氏の美しい切り絵が花を添える。『助六』『娘道成寺』、時代物の『先代萩』『勧進帳』、世話物の『曽根崎心中』『四谷怪談』など名作を優しい言葉で解説し各作品の見どころを教えてくれる。登場人物の見分け方、舞台のしかけやミニ歌舞伎用語辞典，ミニ400年史も有難い。近寄りがたい娯楽のように見えるがコツさえ掴めば400年間に様々な進化を遂げた歌舞伎を楽しめると悟った。ただ「名優たちの系譜」の市川家・松本家・中村家等の複雑さは→

• mike

  読了日：2025/06/18

  歌舞伎の代表的な50作品を掲載したガイドブック。ただ私の読んだのは映画「国宝」の演目「道成寺」と「曽根崎心中」だけ。特に喜久雄と俊介がお初を演じた「曽根崎」は圧巻だった。でも歌舞伎を知らない私には、お初の白い足を抱いて顔の方に近づける徳兵衛の意味することが全く分かってなかった。あれは喉笛掻っ切って共に死ぬという意味だったのか…俊介の壊死した足先ばかり見ていたよ。で、そのシーンを確認するためというわけでは無いけど、明日母を道連れにまた観に行くのだ。

• fu

  読了日：2016/06/12

  歌舞伎の代表的作品紹介。百鬼丸氏の切り絵が随所に使われおり、歌舞伎と百鬼丸作品のコラボーレーションが楽しめる。個人的には眺めているだけでも楽しく大満足。

• ふうこ

  読了日：2021/11/02

  歌舞伎の50演目が紹介されている。切り絵がとてもきれい！ 歌舞伎、みたいなぁ。

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