プロ野球・二軍の謎 幻冬舎新書

田口壮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344984523
ISBN 10 : 4344984528
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
田口壮 ,  
追加情報
:
18

内容詳細

一軍を支え、一軍を目指すプロ野球の二軍。各チームに所属する約70名の「支配下登録選手」のうち、一軍登録された28名を除く最大42名の彼ら二軍選手は、どんな日々を送っているのか?一軍の状況次第で急遽昇格することもあれば、二軍戦への出場機会ですら一軍選手に奪われることも。調整中のベテランと新人選手が入り交じり、「プロの厳しさ」を肉体的・精神的に学ぶ「二軍のリアル」を元メジャーリーガーの現役監督が解説。さらには、日米ファームチームの違いや二軍の試合の楽しみ方、監督ならではの苦労や裏話も満載。

目次 : 第1章 プロ野球の二軍は何をしているのか?(二軍とはどんな存在なのか/ 一軍と二軍の違い ほか)/ 第2章 日本の二軍とアメリカのマイナー(日本とは大きく異なるメジャーの世界/ ピラミッド型のマイナー、一軍の調整場である二軍 ほか)/ 第3章 二軍の試合が100倍面白くなる!?観戦ガイド(プロ野球、遠征の実態/ ウエスタン・リーグ、各チームの特徴 ほか)/ 第4章 新人監督のマンスリー・ダイアリー(2016年1月 入団1年目、「プロとは何か」を知ったあのひと言/ 2016年2月 投手と打者、オーラが勝負を決する ほか)/ 第5章 二軍監督という仕事(始まりは、1本の電話から/ 憧れの球団 ほか)

【著者紹介】
田口壮 : 1969年生まれ、兵庫県西宮市出身。関西学院大学時代に通算123安打のリーグ記録を樹立。91年、ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに入団し、95年、96年のリーグ連覇(96年は日本一)に貢献した。ゴールデン・グラブ賞5度、ベストナイン1度を獲得。2002年FA宣言でメジャーリーグ、セントルイス・カージナルスに入団。6年間在籍したのち、フィラデルフィア・フィリーズ、シカゴ・カブスでプレーした。メジャー通算8年間で、ワールドシリーズに3度出場し、06年(セントルイス)、08年(フィラデルフィア)にはワールドチャンピオンに輝く。10年、日本球界に復帰後、肩の手術を経て12年に引退を表明。NHKの野球解説者として3年間を過ごしたのち、16年から古巣オリックス・バファローズで二軍監督を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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面白くないわけではないがタイトルに偽りあ...

投稿日:2021/04/11 (日)

面白くないわけではないがタイトルに偽りあり。田口荘の自伝という感じで読めばいいのではないのでしょうか?このタイトルなら二軍のことについてもっと語ってほしかった。

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本 さん

    MLBの解説でもお馴染み、2016年からはオリックス2軍監督の田口壮によるプロ野球の二軍に関する一冊。自身の2軍監督としての経験、メジャー時代のマイナーでのエピソード、それと自身の選手時代の話など野球好きなら楽しめる内容。あまり注目していなかったオリックスのニュースも読了後には気になったり。

  • えちぜんや よーた さん

    球辞苑でおなじみの田口さん…と思っていたら、いつの間にかオリックス・バファローズのユニフォームを着て二軍監督をしてたという感じ。マニアックな野球番組に出ていたせいか、スポーツ新聞や野球雑誌をちょっと読んだくらいでは出てこないネタが豊富で面白かった。特にメジャーリーグとマイナーリーグの関係とか。そういえば田口さんは大江千里さんと同じく関西学院(くわぁんせいがくいん)大学の出身。関学出身の有名人はPOPな文章を書く方が多いのかな。

  • 再び読書 さん

    様々な経験が、田口氏を良き指導者にしている。わかりにくい表現になってしまったが、彼は良い監督になれる器を持っていると思う。ラソーダ監督の信頼が厚かったメジャー時代を知るぼくはこののほか理解できます。オリックスというチームは2005年より近鉄とも合併を経て一貫性の感じられないチームへと変わった。彼と福良監督の絆は感じたが、チームを強くすることに繋がらなかったのが残念に思う。メジャーとマイナーの待遇の違いがわかり、ハングリーさが理解できる。良し悪しは別に日本との必死さの違いがわかる。田口氏のこれからに期待!

  • さおり さん

    田口さんがオリックスの二軍監督になった最初の一年が終わったところで書かれた本らしい。私がファンクラブに入ったのも同じ年で、なんか嬉しい。オリックスの話、二軍の話に加え、自身の経験からアメリカの野球と日本の野球の違いなんかも詳しく書かれていて、とてもおもしろかったしためになった。いや、私のこれからの人生にメジャー移籍とかないけども。それにしても、こうやって積み上げてきてると思うと、ますます期待が高まります。今シーズンも今のところ負けてばかりだけど。そろそろ結果を出すときだよ、オリックスさんよ。

  • ホークス さん

    現役の二軍監督による、選手への愛と使命感にサービス精神が調和した良書。「迷わせない指導」のためには管理職間の情報共有が必要との話に共感した。パワハラ的指導は終焉した様だが、その中で成長を望むなら「集団への依存と反発」から個の成熟に転換すべきだと感じた。米でのマイナー経験を踏まえ、日米を二軍から比較するくだりは本書の白眉であり、読者が「在るべき姿」を考える参考になる。プロ野球を取り巻く環境は変わった。既得権維持や成り行き任せでない、ビジョンを磨く議論が必要だが、その風土ができるかどうかはファン次第である。

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