日本を変える!若手論客20の提言

田原総一朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267019784
ISBN 10 : 4267019789
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
252p;19

内容詳細

田原総一朗が問う若者たちが描く日本の未来とは―。発想の自由さと新しい哲学で、閉塞した日本に風穴を開ける激論集。

目次 : 若い世代の「新しい幸福感」(古市憲寿)/ 「中国化」する日本のこれから(與那覇潤)/ 中国の「本音」はどこにある?(加藤嘉一)/ 「地球が仕事場」という新しい働き方(安藤美冬)/ 土地所有という幻―「モバイルハウス」の哲学(坂口恭平)/ 現代のサブカルチャーから何が見えるか(宇野常寛)/ 「縮小社会」の圧力と日本の針路(萱野稔人)/ 世界の人権問題に関与しない日本の「人道主義」(土井香苗)/ 「商店街」から考える日本の再生(新雅史)/ 感情論に走らない「戦略的外交」とは(細谷雄一)/ 「ショッピングモール」から考える日本の未来(速見健朗)/ 必要なのは糾弾ではなく、問題を解決すること(開沼博)/ 外交下手のツケを「九条」に回すな(木村草太)/ 就職の一選択肢としての「起業」(家入一真)/ 「人のつながり」をデザインする(山崎亮)/ 「ネット選挙」解禁が政治にもたらすもの(西田亮介)/ 「哲学」で挑む日本の社会変革(小川仁志)/ 社会問題化する「ブラック企業」(今野晴貴)/ 「現実から目をそらして生きる」無責任との訣別を(白井聡)/ 僕は「技術」で社会を変える(堀江貴文)

【著者紹介】
田原総一朗 : 1934年、滋賀県生まれ。60年、岩波映画製作所入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として大学院で講義をするほか、「大隈塾」塾頭も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    とても読みやすい良書でした。論客の全員が自分より年下(2人は同い年)でしたが、思考法や哲学などが興味深く、田原さん同様、オヤジ的には刺激になりました。イデオロギーの否定、壮大な理想ではなく地に足のついた現実主義、軽々と国境を越えるグローバル性、身近な幸せを重視する小平和主義……。冒頭の古市さんを筆頭に1980年代生まれの人たちの方がより「新世代」的な印象を受けました。

  • 苦虫 さん

    なんちゃって社会派にはお勧めの一冊。“【論客】好んで議論をする人。また、何事に関してもひとかどの意見をもち、それを堂々と述べたてる人”(goo辞書)。田原おじいちゃんの極論へ!進行と「若手に期待」という投げやりな締め方にほっこり(^-^)国家になんか期待しない/それでも民主主義を信じてるの違いが面白いし、行動してる人/お勉強が好きな人とでも言葉が違う。「良い悪いではなく〜」と述べる人が多い中、新先生が「僕は〜と思います」と語るところも印象的。安藤美冬氏曰く「旅行先でも仕事できる(ドヤ」ってむしろ不幸では?

  • 勝浩1958 さん

    20人分の掲載は欲張りすぎ。ひとりひとりの話の内容が中途半端に終わってしまった感が強いです。私の年代からすると、まあとるに足らない問題を得々として論じている者がいるし、切り口鋭くいまの日本をなんとか良い方向に変えていきたいと真摯に課題解決に取り組んでらっしゃる方もいます。世の中が変わるきっかけを作るのは、若い人の力によるところが大きいのだと思います。個人的には、加藤嘉一氏、土井香苗女史、木村草太氏、白井聡氏の考え方を詳しく知りたいですね。

  • ありんこ さん

    いろんな人の意見が一気に読めて面白かったです。田原総一朗さんがズバズバ疑問に思うことを聞いていて、できればインタビューされている人の表情もみてみたかったです。気になった人の本をまたこの本を出発点に読んでみたいと思います。

  • Jinjin さん

    古市さんから始まり、堀江さんで終わる20の対談。 共通点は批判には必ず対案を伴わないといけないこと。印象に残った考え方、省益と国益との関係、東北の課題解決によるロールモデル作り、地方活性化と都市集中のバランス、9条と外交力、情報戦略、55年体制など。新たな視点がたっぷり。 各論客の方の著書も読んでみたくなりました。

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人物・団体紹介

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田原総一朗

1934年、滋賀県生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所や東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て、1977年からフリー。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」などでテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。1998年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ「ギャラクシー35周年記念賞(城戸

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