ネット分断への処方箋 ネットの問題は解決できる

田中辰雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326603510
ISBN 10 : 4326603518
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
246p;21

内容詳細

草創期にはユートピアの出現と考えられていたネット社会、しかし現実には罵倒と中傷の世界に変わり果ててしまった。一体なぜこのような世界になってしまったのか。そしてこの世界を正常な世界に戻すためには何が必要か。その具体策を提案する。

目次 : はじめに―ネットの分断は解決できるか/ 第1章 二つの議論―倒すか、理解か/ 第2章 保守とリベラルについての覚書/ 第3章 学術的な、あまりにも学術的な/ 第4章 フォーラム型SNS/ 第5章 炎上への対処/ 第6章 フェイクニュースへの対処/ 第7章 初期故障の時代―まだ20年しかたっていない/ あとがきに代えて―ヘイトスピーチと情報力の独占

【著者紹介】
田中辰雄 : 1957年、東京都に生まれる。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専攻は計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Piichan さん

    「フォーラム型SNS」については、運営コストを考えると新聞や雑誌の投書欄を活性化した方がいいと思う。

  • S.J. さん

    ノイジーマイノリティーによるネット上の強すぎる情報発信が中庸の言論を排除してしまっているだけで、マジョリティは中庸の人達であり、少なくとも日本の社会はまだ分断されていないというのが本書における検討の結果。しかし現状ではネット上での真っ当な議論は望めない。情報発信が強くなり過ぎるのは個人の問題よりもネットの制度上の問題であり、発信者の思想の自由を侵害することなく、強くなり過ぎる情報発信力を抑えることで正常な議論が可能な言論空間を創出できると著者は考える。そのための制度設計が処方箋として提案されていた。

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