戦場の名言 指揮官たちの決断 草思社文庫

田中恒夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794223777
ISBN 10 : 4794223773
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;16

内容詳細

人間をつき動かすものは、結局のところ、人間の言葉しかない―国家存亡の危機に直面し、生死の瀬戸際に立ったとき、指揮官たちはいかなる言葉を発して、将兵の士気を高め、勇気を引き出し、任務達成に邁進させたのか。ネルソン、東郷平八郎、山本五十六から、ロンメル、シュワルツコフまで近代戦を指揮した軍人、91人の言葉を収載。名言が生まれた状況や指揮官の戦争哲学や戦略とともに解説した名言集。

目次 : 第1部 信頼と統率(下手なところがあったら、もう一度使う(山本五十六大将)/ 大山はボンヤリしているから総司令官に任命する(大山巌大将) ほか)/ 第2部 決断と責任(いざ事があれば、奉天撃滅は二日とかからん(石原莞爾中佐)/ おれは御殿場に行って切腹する(東条英機大将) ほか)/ 第3部 士気と誇り(断じて戦うところ死中おのずから活あるを信ず(栗林忠道中将)/ その「わずか」という言葉は慎め(西竹一中佐) ほか)/ 第4部 戦略と思想(軍備に制限は加えられても、訓練に制限はない(東郷平八郎元帥)/ 日本軍の体質を根本的に改善しないかぎり落伍する(小林順一郎中佐) ほか)

【著者紹介】
田中恒夫 : 1949年生まれ。防衛大学校卒業。元防衛大学校助教授。元2等陸佐

葛原和三 : 1950年生まれ。陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修了。元陸上自衛隊幹部学校教官。元1等陸佐

熊代将起 : 1956年生まれ。防衛大学校卒業。元陸上自衛隊幹部候補生学校教官。元1等陸佐

藤井久 : 1950年生まれ。中央大学法学部卒業。FEP代表。戦史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    日本軍人の語録が多め。監修が自衛隊の教育関係者というのが多い。言葉だけでとらえると精神論に偏っているなとか、思うところが色々出てくるが、解説が発言の意図を上手く解き明かしている。牟田口中将など、愚将とされる将官の発言もしっかり載せている。ドイツとイギリス軍人、フランス、イタリアはナポレオン戦争期以前の名言をもっと載せて欲しかった。

  • CTC さん

    2月の草思社文庫新刊、単行本は同社06年。光人社で著作のある戦史研究家が、企画意図に賛同した防大助教や自衛隊教官らと著したもの。90ほどの人物の言葉を拾っており、そのままエピソード集になっているが、所謂箴言集というほどでもなく、戦略的叡智が詰まってるとか生死を賭けた緊迫感が現れているとかでもない。そして出典が示されず参考文献はあとがきで数書を挙げているのみである。あとがきには「(回想録や評伝)から言葉を拾い集めた」と記しているのに。しかしならではのものの見方もあってこれはこれで悪い本とまでは思わなかった。

  • 省事 さん

    陸上自衛隊などで戦史教育に携わったい教官たちの編んだいわゆる名言本。そういう意味でおおむね立派な軍人たちの立派な言葉、機知に富んだ言葉が並ぶ教訓本なのだが、同じような修羅場で自分はこんなこと言えるかな、とかある程度の年齢や立場になるとこういう言行録が沁みることがある。

  • h t さん

    いろんな国の名将の言葉

  • 夏以降 さん

    「人間を突き動かすのは、人間の言葉しかない。」という帯に心惹かれて購入。後書きより引用 「いかにも言葉が軽くなってしまった昨今、製紙の境に立った軍人がくちにした一言を紹介することにも意味があるだろう。最も苛酷な社会現象である戦争で、軍人は言葉によって人を動かしてきたのだから、それに重みや感動がないはずがない。」

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