田中宏昌

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「国連運輸部鉄道課」の不思議な人々 鉄道エンジニアの国連奮戦記

田中宏昌

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Product Details

Genre
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Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784863100817
ISBN 10 : 4863100817
Format
：
Books
Publisher
：
ウェッジ
Release Date
：
February/2011
Release Country
：
Japan

Content Description

１９８４年、当時、国鉄のエンジニアだった著者は、バンコクの国連に派遣される。若くして長逝したＭ君とともに、“アジア鉄道近代化プロジェクト”のために獅子奮迅する日々をユーモラスに活写する。

【著者紹介】
田中宏昌 : 鉄道エンジニア、工学博士。１９３９年広島県呉市生まれ。１９６３年東京大学工学部卒業。同年、日本国有鉄道に入社。東京第一工事局次長、構造物設計事務所次長を経て１９８４年国連ＥＳＣＡＰ運輸通信観光部鉄道課長。１９９０年帰国後、東海旅客鉄道に入社。取締役関連事業本部長、専務取締役新幹線鉄道事業本部長、代表取締役副社長を歴任。２００２年より顧問として台湾高速鉄道プロジェクト技術指導。２０１０年より非常勤顧問（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • スプリント

    読了日：2015/02/15

    国連内の人間関係がとても面白くて失礼ながら仕事の内容よりも記憶に残りました。とくに印刷をめぐる攻防や新任部長のいびり、ソ連崩壊に伴う情報部員の没落などが印象に残っています。

  • mdsch23

    読了日：2011/05/21

    鉄道の本というより国際公務員のお話がメイン。世銀の人事採用の優先順位の話は興味深かった。

  • katta

    読了日：2011/05/06

    １９８０年代、冷戦の終盤に国連のＥＳＣＡＰ（アジア太平洋経済社会委員会）に所属していた著者が、アジア鉄道近代化プロジェクトのためにバンコクで過ごした日々の回想録。相棒だったＭ君の死が、彼にこの本を書かせる動機となった。ロシアのスパイあり、強欲ババアあり、欧米の技術者や偏屈なアメリカ人と呉越同舟で行う壮大なプロジェクト。これは拾い物。面白かった。鉄っちゃんならよけいだろう。

  • mino

    読了日：2011/10/06

    私たちが知り得ない国連の真実の姿が描かれていて、面白かった。

  • たみこ

    読了日：2011/08/11

    国連も、企業も、人間がいるところって同じような問題があるもんなんだなぁ。 国連職員はみんな協力して熱心で…と思っていたのですが、やっぱりいろいろあるんだと思いました。

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