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メディアが出さない世界経済ほんとうの話

田中宇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569792378
ISBN 10 : 4569792375
Format
Books
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

メディアが偏向しているのは、当たり前だと考えなければいけない。ならば、現代の経済や国際情勢をどう理解したらよいのか。著者独自の歴史論も展開しつつ、激動する世界を多角的に洞察する。

【著者紹介】
田中宇 : 1961年、東京生まれ。東北大学経済学部に在学中に世界を放浪し、全く違う時代感覚を生きる諸外国の人々に接する。東レ勤務後、共同通信社で記者を10年経験し、マイクロソフトを経て独立。世界のニュースを多読し、報道にかかる政治バイアスを読み解く独自の方法論で、96年からメルマガ「田中宇の国際ニュース解説」を配信。とくに2001年の米同時多発テロ事件以降、一般のニュースが偏向していると感じた人々に支持を広げ、読者は17万5千人を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hiroki Nishizumi

    実は陰謀論を読むのは割りと好きなので、期待して手に取ったのだが、全体的にはあまり斬新な話はなく、なんとなくどこかで読んだような内容が多かった。唯一、沖縄の米軍基地の存在に支えられた対米従属の国是により、官僚機構が実質的に政治家より強い力を持ちえているとの指摘がよく整理されていて感心した。もしこれから思いやり予算にメスを入れる政治家が出ると、おそらく過去メディアにつぶされた者と同じ道を歩むかもしれない。しかしながら日本の民主化のためにそのような方向に進むことを切に願う。

  • k2jp

    内容には推測も含まれるので、タイトルはちょっと攻め過ぎ。多極主義 <=> 米英中心主義…という教科書と異なるモデルで現在までの歴史を紐解いていく。日本ではあまり知られてない「上海協力機構」に焦点を当てたり、タックスヘイブンの資金力を金融兵器と捉える視点、ユダヤ商人が世界を動かすような視点も興味深い。口述筆記のような文体が読みにくかったり、推測が多いのがやや残念

  • まゆまゆ

    メディアは偏向しているものだと理解した上で、自分なりの洞察や試論を重ねていくことが重要である、と。最後の日本の対米従属論の話はまあまあよかった。

  • スプライト

    独自の分析で納得できる点も多い。が、ドル破綻、米国債下落のプロセスがわからない。

  • tamashi

    米英主義と多極主義のせめぎ合い。日本は相変わらず、米英主義に従属。結構、陰謀論的な論調もありましたし、中国の首脳陣に対する評価が今ひとつなのが疑問ですが、確かにメディアにこんな話は出てきませんよね。沖縄駐留海兵隊の話は本当に意外でした。後は、著者自身が指摘するように、米英主義と多極主義の具体的な主体の特定が欲しいですね。

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