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ささがねの蜘蛛 意味不明の枕詞・神話を解いてわかる古代人の思考法

田中孝顕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344016071
ISBN 10 : 4344016076
Format
Books
Release Date
December/2008
Japan

Content Description

大野晋の日本語クレオールタミル語説が事実であるならば、日本の古典などにある未詳語や神話によくある隠された意味も解けるであろうことを前提とし、日本の神話や古歌謡などをタミル語で解釈する。

【著者紹介】
田中孝顕 : 1945年國學院大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 榊原 香織

    ん、トンでも本かな? お正月には合ってたかな。。元旦タミール映画(踊るマハラジャ)の時季もあったから。  日本語はクレオールタミル語である! クレオールてとこがポイント  ん〜。  ちょっと面白かったのは、複数男性に求婚されて入水自殺する伝説。手児奈=タミル語tekkan-ai;神への捧げもの  駿河=curr-u波立つ+ka-n場所

  • isao_key

    著者の田中孝顕氏と言えば、ナポレオン・ヒルの紹介者として一般的には認識されていると思っていたが、ドラヴィダ語、タミル語にも造詣が深く、辞典や入門書も執筆している。きっかけとなっているのは、30年前に提唱された大野晋博士の日本語クレオール語説を肯定的に裏付けする試みを、30年間誰一人としてやっていなかった。著者はこの説を直観と理論の帰結として正しいと確証し、日本語をクレオールタミル語として捉え、このクレオール語の母語であるタミル語から、日本の上代文献に出てはいるが意味不明な語を中心に、未詳語の解読を行った。

  • ishilinguist

    タミル語説論者のセクト機関誌。クレオール説での一点突破戦術に切り替えたようだが、裏をかえせば比較言語学ではタミル語と日本語の関係は証明できないと認めた敗北宣言だろう。そのクレオール説なるものも実態は不明瞭でなぜそんなものを持ち出すのかも謎。相変わらず屁理屈やこじつけばかりで、日本語とタミル語の関係を証明したというが、こんな理屈が通ればどんな言語間の関係もこじつけられる。本書によっていっそう「日本語とタミル語の関係は証明できない」ことが明らかになった。筆者もあまり誉められた商売の経歴をお持ちでない方のようだ

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