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貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃい 徳間文庫

田中啓文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198949594
ISBN 10 : 419894959X
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

最近の大坂の町では、えびす小僧と名乗る盗賊が、金持ちから奪った小判を貧乏な人たちにばら撤いて、人気だった。ある日、西町奉行所の同心・古畑良次郎は、えびす小僧と遭遇し、追いかけるが、東町の同心に邪魔をされて…。福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の葛幸助。彼は部屋にある屏風に封じられた厄病神のせいで、日々いろんな災難に巻き込まれている。今回も…。

【著者紹介】
田中啓文 : 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、短篇「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ミステリー、ホラー、伝奇と様々なジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タイ子

    シリーズ第5弾。貧乏長屋を中心にまたまた起こる大騒動。えびす小僧が大店の蔵から盗んだ千両箱を貧乏長屋目指して屋根の上からぱらぱらと。住人たちが喜ぶのも束の間、同心が追っかけますが逃げ足早く捕縛失敗。でもってお金は同心が全部没収。そのうち、斬り付け事件が起き貧乏絵師の幸助が助ける事に。事件の犯人もえびす小僧の裏の顔も結局自分の欲望の為。アホなやっちゃ。<話その2>はいつもの筆屋の丁稚・亀吉の話。亀吉っちゃん、やらかした事を収めようと右往左往、東奔西走、冷や汗だくだく。笑った!貧乏長屋、タネはつきまへんな。

  • rosetta

    ★★☆☆☆そこそこ面白いバカミスを書く人だと思っていたのだが、久しぶりに読んでみたらなにこれ?シリーズものらしいがよくこんなのが続いているよな。あんまり酷いんで一話だけ読んで投了。紙とインクの無駄

  • ぜんこう

    1話目は えびす小僧という義賊の話かと思ったら(途中で正体は想像できたけど)そいつもそうやけど質屋の息子も…ほんま胸糞悪い話でした。2話目はいつもの丁稚たちのお話…みんなええ人で良かったね。3話目は安倍晴明の末裔やら菅原道真の怨霊やら壮大な話…道真公、雷落としまくったけど最後は学問の神として一仕事、めでたしめでたし。

  • 小梅さん。

    まーたとんでもないことになってるw 色々、とんでもない方々が新たに登場してるし。 誰かは、いい人に見えて実はって展開になるかとドキドキしちゃった。(年季の入ったミステリ読みはこういう深読みをしてしまうのだw) 丁稚の亀吉もあいかわらずすぎる。 でも、弟子入り志願を丁稚仲間が協力する展開は微笑ましかった。あの「呪文」は出てきたところでぴんときちゃったけど、とっさに考え付いたのはすごい。 それにしても、幸助の絵、どうなっていくんだろう。 まさか、だんだん増えて、、、?w 次は何が起こるのか今からわくわく。

  • きょん

    貧乏長屋シリーズ。義賊と偽同心騒動と、丁稚亀吉が借り物の珊瑚飾りを壊してしまった顛末、陰陽師の末裔にキチボウシが絵の中に封印されてしまう騒動。不幸体質のばくち打ちなど新メンバーも増えて益々にぎやかになりそう。

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