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シャーロック・ホームズたちの冒険 創元推理文庫

田中啓文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488475048
ISBN 10 : 4488475043
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan

Content Description

シャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパン―ミステリ史に名を刻む両巨頭の知られざる冒険譚から、赤穂浪士の討ちいりのさなか吉良邸で起こった雪の密室殺人、シャーロキアンのアドルフ・ヒトラーが戦局を左右しかねない事件に挑む狂気の推理劇、小泉八雲が次々と解き明かす“怪談”の真相まで―在非在の著名人たちが名探偵となって競演する、奇想天外な本格ミステリ短編集。

【著者紹介】
田中啓文 : 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒。93年、第2回ファンタジーロマン大賞に佳作入選した『凶の剣士』を、『背徳のレクイエム』と改題のうえ刊行してデビュー。同年、サックス・プレイヤーの永見緋太郎が登場する短編「落下する緑」が鮎川哲也編“本格推理”に入選。ミステリからSFやホラーまでジャンルを越えて活躍する。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」が第33回星雲賞を、09年「渋い夢」が第62回日本推理作家協会賞を、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」が第47回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Bugsy Malone

    「ホームズたち」とは、ホームズを始め、忠臣蔵の大石りく、ヒトラー、八雲、ルパンの5人。絶妙なチョイスの主人公の5編の冒険。著者はあの田中啓文さん、真っ当な推理劇の筈は無いと身構えて読んだけれど、行き着く真相は駄洒落を含めて期待を裏切りませんでした。どの話も、ん?これは有りでは?と思わされてしまうのは、各主人公の下地を良く研究なされた(あとがきでぼやく程)の成果なのでしょうか。いやいや面白かったです。

  • かめりあうさぎ

    短中編5話収録。歴史上有名な人物(赤穂浪士、ヒトラー、小泉八雲)をホームズと絡めて描いた作品3話と、ルパン&ホームズもの2話。設定はそれぞれ凝ってはいるものの、謎解き自体は初級レベルなので気楽に読める感じでした。小泉八雲のことはあまり知らなかったので、学びながら新鮮に楽しめました。

  • マッちゃま

    ホームズ&ルパンのパスティーシュ+偉人探偵モノ。本書と「アンデッドガール…」を購入した事で「春のホームズ&ルパン風祭り」の開催を思い付きました。ホームズモノ、忠臣蔵で起きた雪密室、シャーロッキアンのヒトラーが挑む怪人探しと盗難事件、小泉八雲の怪異探偵譚、ルパンモノと多彩で多才な短編集。氏らしい、くだらない(←褒め言葉)エピローグは思わず吹き出しました(笑)ヒトラーと八雲の登場作品が個人的にはスゴく新鮮に感じて良かったです。それにしてもヒトラーが名探偵だなんて、よくもまあ〜発想したモンだと感心しちゃいます。

  • ぜんこう

    シャーロック・ホームズ、忠臣蔵の大石内蔵助ぼ妻りく、ヒトラー、小泉八雲、ルパン・・・彼(彼女)らによる謎解き。 謎解きよりも、やっぱり田中啓文の駄洒落が好き(笑) 一番ツボったのは・・・小泉八雲、森鴎外、福沢諭吉の三人は、ヤックン、モックン、フックンとして後世「明治のシブがき隊」と呼ばれるようになった (>_<)

  • あゆ

    ホームズやルパンの冒険譚や赤穂浪士の討入の時の密室殺人等、それぞれ有名な人達の周りで起きた事件を彼等が解明していく短編集。真相にまさかという物もありましたがどれも楽しく読めました。

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