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世界から貧しさをなくす30の方法

田中優

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772603775
ISBN 10 : 4772603778
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

貧しさは、豊かな国の側が作った世界のしくみの問題だった。日頃食べたり使ったりしている様々なモノや事柄の背景にある、貧困を生み出すしくみに気づき、身近な生活の中から変えていくためのヒントを提示。

【著者紹介】
田中優 : 1957年東京生まれ。未来バンク事業組合理事長、足温ネット理事、日本国際ボランティアセンター(JVC)理事。櫻井和寿さん、小林武史さん、坂本龍一さんが立ち上げた「ap bank」の監事。地域の足元からの活動と、国際的な活動をリンクさせ、国内外の幅広いネットワークを利用し、講演、執筆、ネットワーキング活動などを通じて、平和・環境・持続可能な社会作りの実践的な活動をしている

樫田秀樹 : 1959年北海道生まれ。ルポライター。1985年、日本国際ボランティアセンター(JVC)のスタッフとして、ソマリアの難民キャンプで活動する。1989年、マレーシア・サラワク州の熱帯林破壊問題に関わったのを機に、国内外の環境問題や社会問題を扱う執筆業の世界に入る。1997年「週刊金曜日第1回ルポルタージュ大賞報告文学賞」受賞作「雲外蒼天」。98年「週刊金曜日第3回ルポルタージュ大賞佳作」受賞作「自分に嘘はつかない」

マエキタミヤコ : 1963年東京生まれ。コピーライター、クリエイティブディレクター広告メディアクリエイティブ“サステナ”代表。「エココロ」を通して、日々、世の中をエコシフトさせるために奔走中。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表・幹事。「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンクリエイティブディレクター。『ecocolo(エココロ)』編集主幹。04年、「100万人のキャンドルナイト」グッドデザイン賞新領域部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kyoko

    私たちが日常使っている物の裏側にある目を背けたくなるような現実が書かれています。チョコレートやサッカーボール、コピー用紙やアルミ缶など。でも、それらを使っているのは善良な市民です。本当のことを知ったら買いたくなくなるはず。そうならないのは、真実が隠されているからなのだと思いました。この本の中にストリートチルドレンの生活を体験してみた小学生のことが書かれています。海外の貧困問題にどうやったら対等に向き合えるか、子どもたちは身を持って体験しました。身の回りの物に何不自由なく暮らしている私たちには、貧困問題を対

  • 大先生

    15年前の本ですが、残念ながら、まだ世界から貧困はなくなっていません。減ってきてはいるそうですが…。本書は、チョコレートの話から始まります。アフリカの子どもたちがカカオ農園で奴隷のように働かされている。チョコレートが安く手に入るのは、そういう子どもたちの犠牲があってこそ。フェアトレードが重要だと。15年前の本なので「ホワイトバンド」の話題も出てきます。当時、私は大学生で、流行してるからという理由でつけてましたが、貧困について理解を深めようっていうところまで思い至りませんでした。意識低すぎですね(苦笑)。

  • できることから、協力したい。

  • ジュリ

    政府の援助は「援助」といいながらもお金を貸し付けて生活をさらに苦しくさせているそうです。体制をかえないといけません。

  • テツ

    何でもかんでも援助することだけが貧困に喘ぐ国を救うことにはならない。そういう仕組みは僕達ですら知っているのに全く改善されないのは、やはりそのシステム自体に旨みがある誰かが存在しているからなんだろう。それぞれの国の文化を、生き方を、風習を理解し尊重し、『与える』のではなく彼らが成すべきことを『手助けする』こと。フェアトレードの精神もそう。何気に手にするコーヒーに、チョコレートに、その裏で過酷な労働を強いられているこども達が存在することを忘れてはならない。

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