先義後利の経営 渋沢栄一が求めた経済士道

田中一弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641166332
ISBN 10 : 4641166331
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
378p;19

内容詳細

日本資本主義の父と言われる渋沢栄一は何を考え何を求めていたのか? 渋沢の「道徳経済合一説」の真意を諸資料から丁寧に読み読みとき,わかりやすく解説。戦略的CSR等の新たな視点も対比的に取り上げつつ,よき企業者のあり方,資本主義再生の道を示す。

【著者紹介】
田中一弘 : 一橋大学大学院経営管理研究科・商学部教授。1990年一橋大学商学部卒業。1999年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。神戸大学大学院経営学研究科助教授、一橋大学大学院商学研究科准教授などを経て、2018年より現職。専門は経営哲学、企業統治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とりもり さん

    「論語と算盤」は有名だけど、「論語」にはこんな意味があったとは…。「先義後利」とは「公益第一・私利第二」ではあるが決して私利を否定するものではなく、公益を図った結果として私利を得ることを良しとした。そして「義」を構成する主要な徳目は「公への奉仕」「誠実」「勇気」の三つ。このことを「経営の本質は『責任』にほかならないということを見抜いていた」と渋沢を評したドラッカーの慧眼が印象に残った。新自由主義による私利追求合戦が限界を迎えつつある中、改めて「先義後利」の意義を問い直す意味は十分にあると感じた。★★★★★

  • Go Extreme さん

    道徳と経済は両立ーバランスではなく合一 合一性の理論構造: 道徳なくして経済なし 経済なくして道徳なし ゆえに道徳と経済は一致 道徳経済合一説=(道徳=経済説)×(経済=道徳説) 博施済衆ー渋沢にとっての究極の道徳 渋沢:積極的道徳≧消極的道徳 スミス:積極的道徳<消極的道徳 渋沢:公益≧私利 ポーター:公益<私利 利よりも義を重んじるー規範 義を行えば利はついてくるー真理 実業道即武士道 3つの義:公への奉仕・誠実・勇気 経営の本質=責任

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