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人類は衰退しました 5 ガガガ文庫

田中ロミオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094513295
ISBN 10 : 4094513299
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
321p 15cm(A6)

内容詳細

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。そしてこの仕事に就く前、多くの時間を過ごしたのが“学舎”と呼ばれる人類最後の教育機関です。寄宿舎で出会った友人たち。RYOBO230r。秘密の倶楽部・のばら会。感傷に浸るにはまだ早いのに、なぜ思い出すの…?里に現れた侵略者。奪還チームを組んで地下に潜ったわたしたち―死亡!?ピロリロリンでCONTINUE?―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スズ さん

    わたしちゃんの学舎での学生時代の話と、里で人や物が全てドット絵に変化してしまう珍事件が発生する話の二本立て。両親を亡くし、一人ぼっちで学舎での寂しさといじめによる悪意に心を抉られる生活を送る中で、平気そうな顔で過ごすわたしちゃんでしたが、夜中に部屋を抜け出して、「一人は寂しい。笑われたり馬鹿にされるのは死ぬほど辛い。一人は……嫌……」と暗い図書館の中で大泣きする彼女の姿が普通の年相応の女の子で、涙を流す彼女に心が痛みましたが、妖精さんから大切な贈り物を貰った彼女が少しずつ変わっていく姿が良かったです。

  • HANA さん

    シリーズ五作目。本巻は主人公の学生時代の思い出とレトロゲーム特集。前者は学生独特の自意識や黄昏時の後者を思い出すもの悲しさ等、小説で学生時代を描いたお約束と言えばそれまでだけど、やはり王道だなあ。寮生活とポストアポカリプスは相性がいいのを再確認。翻って後者は趣味全開という感じ。インベーダーにウィザードリィ、テトリスにぷよぷよと、ネタが散りばめられているので刺さる人には堪らない。個人的にはMP制ではなく魔法の使用回数の部分が刺さりまくりでした。前半後半共にそれぞれの良さを存分に引き出した、読み応えのある巻。

  • Yobata さん

    妖精さんが主流になった地球で調停官の仕事をするわたしの物語第5弾。今回は「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」「妖精さんの、いちにちいちじかん」の2編。「ひみつのおちゃかい」はわたしが学舎で学んでいた頃、寄宿舎で出会った友人,秘密倶楽部のばら会と妖精さんの秘密のお茶会を探す話。わたしが学生時代の頃の過去話でわたしのやさぐれ具合が凄かったなw今は穏和なニートでお笑い属性がついてるけど昔はあんな排他的だったんだね。秘密倶楽部のばら会の裏の顔は病んでるなぁw恨みポイントに髪の毛彩集にヤンデレか…巻き毛のヤンデレも→

  • としなり さん

    最後の卒業生となったヒロインの学生時代。人不足で学舎の閉鎖。教育機関の終了。人類の衰退が忍び寄る背景だが、そんなことはどこ吹く風の学生生活エピソード。シュールに面白い。

  • ぺぱごじら さん

    『ちょっと昔話』な前半戦は、主人公の黒い性格がどのように育まれたものかを知るには十分なお話(笑)。『のばらの会』メンバーの心の闇も面白かった(特に巻き毛)し、Yとの交流の始まりが存外どす黒いやり取りだったのには、笑わされました。後半戦は、いつもの妖精さんパニック。道具絡みの話は、里の混乱要因を文章で表すのが大変だろうなと、読み手の読みづらさから感じますね(苦笑)。印象に残ったのが文章より『リアル妖精さん』の姿だったというのも…(苦笑)。助手くん、攻略がんばれ。2013-78

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田中ロミオ

ゲームシナリオライター・小説家

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