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農業がわかると、社会のしくみが見えてくる 高校生からの食と農の経済学入門

生源寺真一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784259518370
ISBN 10 : 4259518372
Format
Books
Release Date
October/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「食糧危機は本当にやってくるのか」など、食と農に関する素朴な疑問をテーマに、「世界の食料」「日本の農業」「毎日の食生活」のつながりを授業形式でやさしく解説。食と農への理解を深めるユニークな1冊。

【著者紹介】
生源寺眞一 : 東京大学大学院農学生命科学研究科教授。専門は農業経済学。1951年愛知県生まれ。農事試験場研究員、北海道農業試験場研究員を経て、1987年東京大学農学部助教授。1996年より現職。2007年からは研究科長(学部長)。現在、日本学術会議会員、生協総合研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Aya Murakami

    タネの未来の裏紹介。 お金に換算できないところ…。使い古された言葉ですが外部経済という(たしかグレゴリーマンキューの教科書に書かれているような)一般的な経済用語で説明されていました。外部の人間がただ乗りできる外部経済…。それが断たれた世界(日本は地下水枯渇などの面ですでにそうなりつつある)がどんなものか…。想像すると怖いですね。後過疎という言葉が60年代後半の造語だというのは初耳でした。

  • 新天地

    筆者本人も高校生向けに書かれていると言っているがかなり高度な内容。しかし難しいことをわかりやすくが貫かれていて内容もそのスタンスも素晴らしい。就農して×年の自分だがかなり勉強になる。特に勉強になったのは農産物は生き物で、品種の適性もその土地の要素もすべて違うという点や、需要と供給とそこに絡む貿易の問題、食料自給率とはどんな数値でそもそも何を基に算出されているのかまたその狙い等々。2010年の本なので六次産業という言葉はないが、その概念はあったのもすごい。また単純に担い手不足を問題にしていない点も好印象。

  • メタボン

    ☆☆☆ 日本の農業の課題、そして「食料自給率」の低さをどうとらえるかという点について考えさせられる。全般的に農業の問題についてグローバルな視点で書かれている。農業と消費者との距離を縮めることが大事になってくると思う。フードマイレージ・地産地消・食育・グリーンツーリズム。やっぱり国産の米・野菜・肉(肉の場合は「国産」と言っていいか語弊があるかもしれないが)は、特に地元北海道のものは尚更、明らかにおいしいので、価格は高くても購入したい。

  • 柏もち

    具体的な数値や経済的知識の利用と歴史の出来事を含め、非常に分かりやすく纏められている。高校生向けなので私には少し物足りなかったが、良書と思う。「先進国日本の食料安全保障の確保と、農業の発展による途上国のフード・セキュリティの改善」の両立を実現できるかは、「ミニマムの必要量の領域を超えたところにまで及んでいる過剰な農業保護」の撤廃合意を取り付けられるか否かにある。 これからの農業について考えるという意味では、五章はとくに大事だ。農村コミュニティが作っている共助・共存の原理のことは忘れないでおきたい。

  • 砂の中のぴぃたぁ

    農業について、先進国や途上国の現状といったグローバルな視点からスーパーで売られている野菜といった身近な視点まで分かりやすく書かれている。食料自給率が単に高ければ良いものではない、食料生産の現場と消費者の距離が離れているなど、興味深い話も多く書かれていて、入門書としてはとてもふさわしい1冊だと思った。

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