Books

ドニャ・バルバラ ロス・クラシコス

現代企画室

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773817201
ISBN 10 : 4773817208
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ラテンアメリカ文学の「古典中の古典」、待望の翻訳成る!植民地支配を絶ち、独立して100年有余。迫りくる北の米帝国の脅威に対抗して、国家的統合へと向かう20世紀初頭のベネズエラの動きを、平原を舞台に、スリルに富む冒険物語と恋愛ドラマで描く大作。

【著者紹介】
ロムロ・ガジェゴス : 1884年、ベネズエラの首都カラカスの生まれ。1910年代から教育関係の要職を歴任しながら創作を開始し、多くの短編・長編を残した。29年発表の『ドニャ・バルバラ』と、35年発表の『カナイマ』によって、ラテンアメリカ文学を代表する国際的作家となる。1930年代半ばに一時文部大臣を務めた後に政界へ進出、47年には民主行動党を率いて大統領選挙に当選した。翌年就任するも、クーデターで政権は崩壊、キューバとメキシコで長い亡命生活を余儀なくされた。58年に帰国すると、64年には彼の名を取った「ロムロ・ガジェゴス文学賞」が制定され、現在まで続いている。69年にカラカスで没するまで、執筆活動のほか、民主主義を擁護する文化人として様々な事業に携わった

寺尾隆吉 : 1971年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。メキシコのコレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、コロンビアのカロ・イ・クエルボ研究所とアンデス大学、ベネズエラのロス・アンデス大学メリダ校など6年間にわたって、ラテンアメリカ各地で文学研究に従事。政治過程と文学創作の関係が中心テーマ。フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • shk

    ベネズエラらしさをよく表したラ米文学の古典だそうだ。人が自然と一体化し、法の支配も届ききらない大平原「ジャノ」での生活では超自然的能力や呪術があちこちに顔を出す。その象徴たる悪女ドニャ・バルバラと、理性的なルサルドとの対決を描く。序盤から一貫して有利なルサルドなので、物語としては途中で飽きがくるのだが、著者はベネズエラ大統領も務めた教育者と知り納得。とはいえその景色や人々の描写を読めば、ベネズエラ内陸での生活が目に浮かぶようだ。

  • Mark.jr

    黒魔術を使うと言われている悪漢的女性ドニャ・バルバラを中心に、勧善懲悪的ストーリーと恋愛譚を通して、野生と文明の対立、そしてその間にあるベネズエラを描いた、まさにクラシカルな作品。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items