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少年の君 新潮文庫

玖月晞

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102406410
ISBN 10 : 4102406417
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
泉京鹿 ,  

Content Description

大学受験を控えた陳念(チェンニェン)は、いじめを苦に自殺した同級生に代わって、次なる標的となってしまう。辛い日々のなか、集団暴行を受ける不良少年・北野(ベイイエ)を見かける。彼を救おうとする陳念だったが、不良少年たちに強引に北野とキスをさせられる羽目に。最悪の始まりから二人の孤独な魂は惹かれ合ってゆくが、更なる暴力が陳念を底なしの闇へと追いつめ‥‥中国でベストセラーとなった慟哭の純愛物語!

【著者紹介】
玖月晞 : 本名は周媛(ジョウ・ユエン)。晋江文学城(Jinjiang Literature Network)の契約作家。2016年刊行の小説『少年の君』が大ベストセラーとなり、以降、冒険小説、恋愛サスペンス小説、キャンパスビジネス小説、ミリタリー・ロマンスと、幅広いジャンルの作品を発表している

泉京鹿 : 1971年東京生れ。北京大学留学、16年間北京在住後に翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゃお

    中国の青春ミステリにして純愛小説。鮮やかに目に浮かぶような情景が美しく、特に前半はその詩的なというか文学的な文章にうっとり。そしてミステリ要素を含めながら描かれていてく後半は、二人の少年と少女が守ろうとしたものの行方を想って夢中にさせられました。信じるもの、信じられるものとは果たして。流れるように描かれる物語はどの場面も印象的で、訳文もまた日本の小説を読んでいるのと違和感なく読みやすかったです。映画版とははまた違った感動も得れ、映画を観た人にも読んで欲しい。2025年は始まったばかりだけど今年No.1!

  • ばんだねいっぺい

    過酷な青春の物語ながらも随所にあらわれるある種の清冽さ、瑞々しさを懐かしいものとして楽しんだ。後半は、主役が変わったような気もする。映画をみる前にと読書して、ハズレではなかった。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    何がキモの話か、途中までよくわからなかった。悲惨な暴力の中で生きてる少女だが、少女自体も何だか薄気味悪い捉えどころがなくて、不穏な感じだなーと思って読んだ。この不穏なむごい世界の中で、美しい二人の関係、というのがものすごく唐突で違和感。きっとあまりに透明すぎる純粋さとか、石のように硬い結束に慣れてないのだろう私。虐めの部分が酷すぎて、大人の頓珍漢さにイライラした。

  • naff1968

    息もできないほど苦しい、それほどまでに美しい陳念と北野の生き様。ずっと喉元に鋭くて冷たいナイフを突きつけられているようでもありました、こんな世界にしてしまった責任を問われているようで・・・。

  • さとうしん

    タイトルから青春小説だと思って読み進めていたら、気がついたらサスペンスになっていたという、ある意味不思議な小説。いじめのような社会問題も取り上げられていて凄惨な展開ではあるものの、これまで日本で翻訳されてきた中国小説と比べると、それほど強い政治性は感じられない。こういうものが翻訳されるようになってきたということで受け手の側の日本も変わってきたのかなと感じさせられた。

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