ほんとうは日本に憧れる中国人 「反日感情」の深層分析 PHP新書

王敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569641188
ISBN 10 : 4569641180
フォーマット
出版社
発行年月
2005年01月
日本
追加情報
:
18cm,212,6p

内容詳細

「反日」が当然視される中国の若者レベルで、日本の「モノ」が一大流行となっている。中国人の「愛憎紙一重」の日本観、その真相とは。日中交流の歴史や各種統計データを踏まえて、真の日中友好のあり方を問う。

【著者紹介】
王敏 : 1954年中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語学院大学院修了。人文科学博士。東京成徳大学助教授を経て、法政大学教授。専攻は日中比較研究、日本研究、宮沢賢治研究。朝日新聞アジアネットワーク客員研究員、政策研究大学院大学客員教授、中国社会科学院日本研究所客員教授、同済大学(上海)客員教授も務める。90年に中国優秀翻訳賞、92年に山崎賞、97年に岩手日報文学賞賢治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • James Hayashi さん

    表面では日本人に憧れているように書かれているが、本質は反日。江沢民の教育によりいかに嫌日が植えられたかが感じられた。資料にある嫌いな日本人の項目に小泉純一郎、山本五十六、東条英機、昭和天皇など挙げられている。(2002)普段の教育になければ、上記の人物など過去に忘れ去られているだろう。日本人に好感を持ってもらいたいとの戦略が感じられる。表題に異議あり。

  • ゆうこ さん

    2005年の発刊であり、4年以上たった現在では中国の状況はかなり変化しているが、本書における指摘は本質を突いていると思われる。すなわち、教育における「歴史」に対する重みについて、中国と日本では意識の上で、致命的な乖離があるということ。

  • kon さん

    前半は、面白かったけれど、後半少々だれました。 親日・反日の両面を持つ中国人の若者。 その親日的な部分は、憧れであり、反日のところでは、どこかに劣等感のような意識があるのかもしれない。 あまりに近くにある国で、100年もたたない浅い歴史の上で、侵略が重く横たわる。 でも、巨大な国家である中国と、双方が話し合い得るものは大きい。 著者が中国人なので、無理やり我々の考え方を肯定する本と言うわけではないのがよかったが、期待していたほど面白いものでもなかった。

  • templecity さん

    2005年執筆の書で、中国出身の著者が記載。今よりは日中の関係が悪くない時の記載だが、歴史認識の違いによる双方の隔たりは根深い。

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人物・団体紹介

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王敏

中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語大学大学院修了。宮沢賢治研究、日中比較文化研究、日中交流人物研究。人文科学博士(お茶の水女子大学)。「文化外交を推進する総理懇談会」や「国際文化交流推進会議有識者会合」など委員も経験。日本ペンクラブ国際委員、朝日新聞アジアフェロー世話

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