周恩来と日本 日本留学の平和遺産

王敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862514639
ISBN 10 : 4862514634
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
王敏 ,  
追加情報
:
272p;19

内容詳細

周恩来(1898‐1976)は1917年秋〜1919年春、日本に留学した際、琵琶湖疏水の見学などから、古代中国の治水神「禹」の精神が日本に継承されていることに深い感銘を受けた。帰国した周恩来は中国革命に邁進するが、終生日本を愛し、晩年も日本の桜に思いを馳せていたという。周恩来の日本での足取りを詳細にたどり、日中国交回復の原動力となったその日本観形成を解き明かす労作。

目次 : 第1部 百年前の中国人日本留学の背景(同時代の「異なる」希求/ 日本で育んだ「一大」(中国共産党第一回代表大会)の代表/ 中国近代化を導いた先駆者たち―中国留学生を中心に/ 日中の運命共同体―桜美林大学創立者、清水安三と李大たちの血涙)/ 第2部 古都・嵐山に息づく漢風・周恩来が見つけた日本(周恩来の留学生活/ 周恩来の嵐山探訪/ 嵐山に禹魂)/ 第3部 日中の結び目(宮沢賢治と西遊記と治水神・禹と周恩来/ 日中比較文化研究の四〇年の模索/ 日中の結び目)

【著者紹介】
王敏 : 中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語大学大学院修了。宮沢賢治研究、日中比較文化研究。人文科学博士(お茶の水女子大学)。「文化外交を推進する総理懇談会」や「国際文化交流推進会議有識者会合」など委員も経験。日本ペンクラブ国際委員、朝日新聞アジアフェロー世話人、早稲田大学や関西大学などの客員教授などを歴任。法政大学名誉教授、桜美林大学特任教授、拓殖大学客員教授、周恩来平和研究所所長。宮沢賢治を中国に初めて紹介したことで知られている。90年に中国優秀翻訳賞、92年に山崎賞、97年に岩手日報文学賞賢治賞を受賞。2009年に文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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