ダイヤモンド 欲望の世界史 日経プレミアシリーズ

玉木俊明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532264406
ISBN 10 : 4532264405
フォーマット
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;18

内容詳細

ダイヤモンドは欲望の代名詞。人々はなぜこの炭素物質に魅了されるのか?古代ギリシャ、大航海時代から覇者デビアスの誕生・凋落、紛争ダイヤ、合成ダイヤまで、人々の欲望をめぐって成長してきたダイヤモンドビジネスの謀略にまみれた知られざる歴史を追う。

目次 : 序章 人々はなぜこの炭素物質に魅了されるのか/ 第1章 人類とダイヤモンドの出合い―古代から中世/ 第2章 大航海時代とダイヤモンド/ 第3章 帝国主義時代へ/ 第4章 グローバリゼーション時代のダイヤモンド/ 終章 変貌するダイヤモンド取引

【著者紹介】
玉木俊明 : 京都産業大学経済学部教授。大阪市生まれ。1987年同志社大学文学部文化学科卒。93年同大学院博士課程単位取得退学。96年京都産業大学経済学部講師、2000年助教授、07年教授。09年「北方ヨーロッパの商業と経済 1550‐1815年」で大阪大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 乱読家 護る会支持! さん

    南アフリカで次々とダイヤモンド鉱床が見つかりダイヤモンドラッシュに。デビアス社は、ダイヤモンド鉱山と流通を支配し、その経営者セシル・ローズはユダヤ人のロスチャイルド家より支援を受け、巨万の富を得る。 工業的にも、日常生活を送る面でも、なんの付加価値も産まない"天然"ダイヤモンド。 他人に見せたい見せびらかしたい、自分の富を地位を名声を他人に自慢したい。その人の持つ「卑しい」欲求だけで、需要が拡大し、高価な"だけの"商品となった。そして、その卑しい欲求がアフリカでの戦争を生み出した、不当な労働を生み出した。

  • サワークリーム さん

    ダイヤモンドは欲望の輝き?「ダイヤモンドは神にしか作れない」と言うデビアスそっちのけに、人間は、宝飾用のダイヤモンドを作るようになった。私は、あのデビアスが合成ダイヤのラインを出した事が意外で。その理由を求めて本著に辿り着いた。まだまだデビアスは健在のようだ。合成ダイヤの流通で、天然ダイヤは値崩れするだろうという私の持論は、外れかもしれない。ダイヤが合成か天然かは、鑑定士でも見分けがつかない。物性は同じ。当然、光学的性質も同じ。美しさに差がないのなら、天然物を身につける意味はどこにあるのだろう?

  • takao さん

    ふむ

  • Koki Miyachi さん

    人類の最も強力な欲望の対象ダイヤモンドの発見から、世界各地の産地の栄枯盛衰、デビアスによる利権独占と価格統制政策、最新のダイヤモンド事情まで。ダイヤモンドという窓を通して人類の歴史を丁寧にたどるのは実に興味深く強い印象が残った。今まであるようで無かった本だと思う。

  • Teo さん

    私生活でダイヤモンドなど全く無縁なのでダイヤモンドは硬い宝石で値段が高いと言う程度の知識しか持っていなかったw 今回この本のおかげで人類がどうダイヤモンドの取引に関わって来たのか、それがやがてデビアスによって独占されて市場がコントロールされたとか、デビアスの出発点があのセシル・ローズだと言うのとか、本当に初めて知った。そうか、セシル・ローズか。

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