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金時鐘は「在日」をどう語ったか

玄善允

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784886838919
ISBN 10 : 488683891X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
玄善允 ,  

Content Description

在日朝鮮人文学を代表する詩人として広く知られる金時鐘。しかし、かつて金時鐘が語った言葉には、「在日二世」である著者にとって、共感とともに見過ごせない違和感があった―。その在日観の差異とは何か。在日が在日知識人を批判的視角から論じる意欲的試み。

目次 : 第1章 「詩はメシ」か?―サークル詩誌『ヂンダレ』の『前期』と金時鐘(時期区分と対象の限定/ 『前期』における“事件”/ 金時鐘における『前期』/ 金時鐘の“在日二世騙り”/ 『前期』における鄭仁)/ 第2章 “一斉糾弾闘争”と金時鐘の“自分・在日語り”(一斉糾弾闘争の概況/ 一斉糾弾闘争への参入についての金時鐘の回顧的な“自分・在日語り”/ 闘争現場への参入に関するリアルタイムの語り―「さらされるものとさらすもの」/ テクスト戦略の五―“強迫観念”が備える“威嚇効果”の積極的活用)/ 第3章 “一斉糾弾闘争”の方針転換以降における金時鐘の“神格化”の様相(一斉糾弾闘争の指導部の方針転換―その論理と波紋/ 方針転換における金時鐘の役割とその論理/ “自分・在日語り”も含めた金時鐘の“超越的自己認識”/ 金時鐘の“自分・在日語り”と読者―“金時鐘の神格化プロジェクト”)

【著者紹介】
玄善允 : 1950年大阪で生まれる。大阪大学文学部(仏文)を卒業。大坂経済法科大学アジア研究所客員教授。関西学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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