多生の縁 玄侑宗久対談集 文春文庫

玄侑宗久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167692032
ISBN 10 : 4167692031
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
16cm,237p

内容詳細

現役の僧侶にして芥川賞作家の著者が、さまざまな分野の第一人者と対談。京極夏彦とは「おがみやさん」と供養について共感し、山折哲雄と現代人の死後ビジョンを模索し、梅原猛と仏教の多神論的立場を再評価するほか「人は死ぬ時何を見るか」「ガン告知について」「親の愛とエゴ」などのテーマで現代人の生と死を見つめる。

目次 : 京極夏彦―妖しの世界へ/ 山折哲雄―死者のゆくえ/ 鈴木秀子―死と向き合い、生を充実させる/ 山崎章郎―死に臨むための医療と信仰/ 坪井栄孝―「科学」としての宗教/ 松原泰道―「親と子」を語る/ 梅原猛―仏教を見直そう/ 立松和平―真理は月の光のように柔らかい/ 五木寛之―二十一世紀に必要な東洋の智慧

【著者紹介】
玄侑宗久 : 1956年福島県生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。83年、天龍寺専門道場に入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺副住職。2001年『中陰の花』で第125回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ピンガペンギン さん

    面白かったです。対談相手は小説家の五木寛之、京極夏彦、シスターの鈴木秀子、哲学者の梅原猛ほか。「戦後の作品を読んで川端康成は魔界の住人だと思った」と梅原氏。魔界とは?と思ったが、そういう研究書が多いのだと知った。川端、三島とも晩年に仏教の唯識思想に興味を持っていたという。玄侑宗久「苦しかったろうと思いますね。」京極夏彦氏は子供の時分にお坊さんになりたかったそうだ。シスター鈴木秀子も玄侑宗久さんも臨死体験をしているという共通点あり。

  • 和邇 さん

    仏教に縁のある方との対談。日本に根付いたこの多神教の、懐の深さを感じられる。

  • マサトク さん

    玄侑さんの初めての対談集ということだから、状況は今よりか幾分か時代がかっているけど、本質的な内容は古びない。仏教の依代としての作家、を自分は求めているんだなぁというのを強く感じた。面白いところは面白い。(無駄にスピリチュアルなところは目が滑るけど)

  • アノマリー さん

    ◎玄侑氏が各界の人々と死や宗教について語り尽くした対談集。おもしろい。

  • 彩美心 さん

    多く死について書かれていた。やっぱり浄土に憧れるなぁ。無量の光に包まれてひたすら幸福に永遠に生きていけたなら。輪廻をこえて生きられたなら。仏教を学んでみたいなぁ。特に浄土宗あたりを。

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人物・団体紹介

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玄侑宗久

1956年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学卒業。臨済宗福聚寺住職。京都花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。2001年、『中陰の花』で芥川賞を受賞。2007年、柳澤桂子氏との往復書簡「般若心経 いのちの対話」で文藝春秋読者賞、2009年、妙心寺派宗門文化章、2012年、仏教伝道

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