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政治学入門 歴史と思想から学ぶ 有斐閣ストゥディア

犬塚元

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641151086
ISBN 10 : 4641151083
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

みんなに関わることを決める営みである「政治」。私たちの生活にも大きく関係しています。本書は、そんな政治を語るうえで、よく目にする言葉や政治学の基本的知識を、歴史や思想をふまえて丁寧に説明していきます。とくに、リベラル・デモクラシーというしくみに注目して、政治を学んでいきます。

目次 : はじめに―政治学にようこそ/ 第1部 いまの政治はどのように動いているか(仕事としての政治―どんな人が、何をしているのか/ 選挙―政治家の就活?/ 政党―集団とデモクラシー/ 政体と政治過程―「決めすぎない」ためのデザイン/ 政治とメディア―政治家はイメージと見栄えが命?)/ 第2部 リベラル・デモクラシーの歩み(近代日本のリベラル・デモクラシー―1868〜1945年/ 戦後日本のリベラル・デモクラシー―1945年〜現在/ リベラル・デモクラシーのめばえ―近代西洋の経験/ 国民国家と民主化の時代―フランス革命と「長い19世紀」/ イデオロギーと世界戦争―「短い20世紀」のリベラル・デモクラシー)/ 第3部 これからの政治(デモクラシーというやり方―「まっとうなデモクラシー」と「ほんとうのデモクラシー」のあいだ/ 公と私―福祉国家か、自己責任か/ 国境を越える政治―国際政治の歴史と課題/ ユートピアとディストピア―政治のゆくえ)/ 終 政治学はどんな学問だろうか

【著者紹介】
犬塚元 : 1971年生まれ。1994年、東京大学法学部卒業。99年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、法政大学法学部教授。専門は、政治学史・政治思想史

河野有理 : 1979年生まれ。2003年、東京大学法学部卒業。08年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、法政大学法学部教授。専門は、日本政治思想史

森川輝一 : 1971年生まれ。1995年、京都大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科博士課程満期退学。博士(法学)。現在、京都大学公共政策大学院教授。専門は、西洋政治思想史、現代政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 田沼とのも

    国会議員や選挙だけが「政治」ではない。身の回りの至る所に、みんなで決める、何を決めて何を決めないかを話し合う、など生活に密着した政治の場面がある。 学び始めの初学者に簡潔かつ分かりやすく始めの一歩を学べる良書。よい政治のためには市民教育や主権者教育が重要という指摘すら、自由主義の基本原理を損なう恐れありという論理が面白い。 各章の「KEY TEXT」が、現代の課題と過去の偉人の思想をつなぐスタイルでとてもよい。また、参考になる映画もたくさん紹介されていて、嬉しい。勉強の幅が広がりそう。

  • politics

    「ほんとうの」「まっとうな」デモクラシーというカテゴリーを用いながら、リベラル ・デモクラシーという仕組みを、身近な話題から学習していくスタイルの政治学入門テキスト。編者が政治思想系の研究者であることから歴史や思想に着目して本が構成されており、また、学習の補助として参考になる映画も紹介されていることも本書のユニークさの一つだろう。本書は入門書ではあるが、一度政治学を学んだものでも(私自身も)参考になり、また新たな発見もあったので、初心者に限らず政治学に興味のある人にはぜひ読んでもらいたいテキストである。

  • フクロウ

    「一人ひとりの自由や自己決定を守るために、バリアをつくって殻をつくるように、だれも侵害してはならないものを「人権」として定めて守っ」ている(v頁〔犬塚元執筆〕)。この記述とvi頁のメタ合意としてのリベラリズム@と、メタ合意を前提とした上での自由放任としてのリベラリズムAvs自由放任だと社会的権力がのさばって弱者を抑圧するから弱者の実効的な自由の確保のために国が介入してエンパワメントすることを認めるリベラルという整理はわかりやすい。犬塚元執筆部分は木庭顕の読者はすんなり理解できるだろう。

  • 飯田真人

    2023年発行と比較的新しい本。日本の政治体系やデモクラシーの思想の歴史や政治学の要点をわかりやすく抽出して説明している本。

  • 女性佐藤

    リベラル・デモクラシーとは「みんなで決める」デモクラシーの仕組みに「決め過ぎない」ことを求めるリベラリズムが歯止めをかける役割をしているという説明が腑に落ちた 第二次世界大戦前のドイツで社会民主主義者者などのリベラル・デモクラシー勢力を左の共産主義者・右のファシストが攻撃して、両極同士でも競い合って互いに勢力を伸ばしたというのも知らなかったので面白かった 

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