特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録 ディスカヴァー携書

特掃隊長

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799315705
ISBN 10 : 4799315706
フォーマット
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
238p;18

内容詳細

人気ブログ『特殊清掃「戦う男たち」』から生まれた書籍が携書となって登場!「特殊清掃」とは、遺体痕処理から不用品撤去・遺品処理・ゴミ部屋清掃・消臭・消毒・害虫駆除まで行う作業のこと。通常の清掃業者では対応できない業務をメインに活動する著者が、孤立死や自殺が増え続けるこの時代にあって、その凄惨な現場の後始末をするなかで見た「死」と、その向こう側に見えてくる「生」のさまざまな形。

目次 : 第1章 悼む(夢の痕/ 生き腐れ/ 軽い柩/ 女心/ 一期一会)/ 第2章 憂える(人生の金メダル/ 低所恐怖症/ ギャンブル/ 苦い薬)/ 第3章 懐かしむ(年輪/ 心の奥/ おでん/ ある依存症/ 犬と柿と別れの宴/ 親父と家族)/ 第4章 感謝する(真友/ 薬剤が目に沁みる/ Holiday)/ 第5章 闘う(脱皮/ 血闘/ やる?やらされる?)/ 第6章 生きる(○△×/ メメント・モリ/ 天居/ 老いの先)

【著者紹介】
特掃隊長 : ヒューマンケア株式会社ライフケア事業部所属。1992年から遺体処置・湯潅納棺・遺体搬送・遺品処理・ゴミ処分・特殊清掃・消臭消毒・害虫駆除業務に従事し、現在は特殊清掃部門を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆいまある さん

    病院で看取るだけでなく、自宅で亡くなった人の検視に何度か行ったことがある。用が終わると帰る訳で(そして検案書を書く)その後の事に興味があった。ブログの書籍化なので一編が短くすぐ読めるが、短いながらも表現豊かで飽きさせない。死体は溶ける。その汁、血液等の洗浄他、生きてる人間の汚部屋の清掃も請け負う。刺激を避けて書かれているが、もう少し遺体やウジの状況を詳しく読みたかったし、どんな消毒剤や洗剤を使うものか教えて欲しかった。誰でも死ぬのは簡単だが、後始末は大変である。自殺は慎重に。

  • かず さん

    ★★★★★Kindle unlimited。一つひとつの物語はサクッと読めるが、人生についてとても考えさせられた。医者や宗教家などとはまるで違った視点で死と向き合う、著者の言葉がとても新鮮であり衝撃的。正直、読書前は作業現場描写の刺激しか予想していなかったが、良い意味で期待を裏切られる内容だった。

  • Kazuko Ohta さん

    少なくとも私のまわりには映画『ヘドローバ』を観た人は私を除いていません。怪しげな新興宗教の信者に住まわせているアパートで自殺者が出るとそれを片付けるまさに特殊清掃人が描かれていました。誰にも薦めたくないほど不愉快極まりない作品で(すみません)、本作を読む前はあんな世界を想像していました。でもこの著者は亡くなった人に敬意を払っているのがわかります。凄絶な最期を迎えたであろう人の尊厳を守る。昨年観た香港映画『星くずの片隅で』の1シーンを思い出しました。人はいつ死ぬかわからない。「ありがとう」の気持ちを大切に。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    特殊清掃。特掃隊長先生の著書。遺体処理や遺品処理、ごみ屋敷の処理や清掃といった特賞清掃を仕事としている特掃隊長先生の実際の体験談がまとめられている良書。苦しみ悩みながら孤独にこの世を去っていった人たち。人間は誰しも最後は必ず死を迎える。生きることの意味や死ぬことの意味を考えさせられる良書です。

  • 猫ぴょん さん

    もっとエグい内容かと思ったけどかなりオブラートに包んであって読みやすい。 ひとり世帯が多い今の時代、こうゆう事案はもっと多くなるんだろうなあ。 どんなに高額収入でも私には絶対に無理なお仕事。 ご苦労さまです。 今はまだ他人事のように読んでるけどすぐそこにある未来? 今のうちに真面目にいろいろ考えなければ!と思ったのでした。

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