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家が買えない 高額化する住まい 商品化する暮らし ハヤカワ新書

牧野知弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784153400375
ISBN 10 : 4153400378
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

空き家問題が深刻化する一方で、なぜ令和バブルとも囁かれる不動産価格の高騰は起こっているのか。住宅の金融資産化、都心居住への偏重、ビジネス論理による高層マンション乱立‥‥庶民から離れた狂奔に警鐘を鳴らし、これからの街と住まいの在り方を伝える。

【著者紹介】
牧野知弘 : 東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループ、三井不動産などを経て、日本コマーシャル投資法人執行役員としてJ‐REIT(不動産投資信託)市場上場を経験後、2009年に独立。現在はオラガ総研代表取締役として不動産プロデュース事業を展開するほか、全国渡り鳥生活倶楽部を設立し、代表取締役を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おいしゃん

    全てはセンセーショナルなタイトル勝ちな感もあるが、実際都内では嘘でもないのが恐ろしい。それにしても厚くもないこの新書が1,300円近くするのも、同じくらい時代の波を感じる…。

  • まゆまゆ

    2023年の都内の新築マンション価格の平均は一億円超え。新築マンションは投資商品となり庶民は中古マンション市場へ流れている。平成バブル期と違い地価が上昇しているのには理由があり、今後地価が急落するような事態は考えにくいが、空き家の数は年々上昇中。地方だけではなく首都圏も多く、結局は人が集まる街でなければ今後も空き家が増えていく。

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    「金融商品化する住宅」という表現に腹の底から納得した。晴海フラッグは割安だというが、知り合いの若い友人夫妻は抽選に外れた。投資・投機目的で買う人が多かったようで、彼女たちのように居住目的なのに外れた人が多いのは、おかしくないか。 大規模複合ビルは、不動産の価値を「縦」(ビルの階数)でしか測らないが、本来の不動産の価値は、その建物周辺の街を含めた「横」で測るべきというのには納得。おまけに「縦」移動するサラリーマンは目的地一直線で、そのビルに入居している美術館やホールに足を向けない。

  • とろりんとう

    2025/2/1日経新聞書評本。タワマンは金融商品で、それに類する不動産高騰に庶民が手を出してはいけない。今の不動産マーケットから投資マネーを除き、人口動態の実需べースだけで考察すれば上昇し続けることを裏付けるデータは無い。戦後、都内の道路整備の遅れが、結果的に鉄道中心の街作りとなり、車を買って通勤する社会にならなかった。「資産性」と「通勤ファースト」の価値観から「地域に住む価値」への移行が必要。都市部の圧倒的な価値を維持するには人、物、金、情報が集まる事が前提だが、ネット社会では変わる可能性がある。

  • iwtn_

    タイトルと目次を見て、自分が感じていることを言語化してくれている本だと思い、購入してしまった。少子高齢化で人口は減るはずなのに都心の住宅が高騰を続ける理由や、マイホーム信仰と通勤するための巣としてしか評価されない住宅、そして著者の考えるどのように生活するのが良いのかの提案がある。ちょいと理想論過ぎるきらいもある。自分が今住んでいる場所もかなり趣味で選んでいるので、みんながそうなってくれると嬉しいなぁという思いはあるのだが。家族三代が続いて暮らしていける場所が今の日本にどれぐらいあるのか。いや、作るか。

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