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日本半導体物語 パイオニアの証言 筑摩選書

牧本次生

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480018069
ISBN 10 : 4480018069
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の「ミスター半導体」と呼ばれ、生涯を半導体とともに歩いてきたレジェンド技術者が、内側から見た日本の半導体開発の歴史を語り尽くし、未来を展望する。

【著者紹介】
牧本次生 : 1937年、鹿児島県生まれ、ラ・サール高校卒業。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学電気工学科修士、東京大学工学博士。日立製作所に入社し、半導体事業部長、専務取締役などを務めたのち、ソニー執行役員専務、半導体産業人協会理事長などを歴任。半導体産業における標準化とカスタム化のサイクル現象は「牧本ウェーブ」と名づけられた。1996年、日米半導体協定の終結交渉代表を務める。現在、半導体産業人協会特別顧問、日本半導体歴史館館長、日本マイクロニクス顧問。主な受賞は市村賞(1973年)、ベルウェザー賞(2004年)、グローバルIT賞(2013年)、IEEEロバート・ノイスメダル(2018年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    かつての一時期、半導体生産で圧倒的シェアを誇った日本が現在のように米中韓の後塵を拝するようになったのは、日本の半導体産業興隆に危機感を抱いた米国の圧力の下’86年に締結され10年間に及んだ「日米半導体協定」にあった。 一年半程前に読んだクリス・ミラー著『半導体戦争』ではショックレーのトランジスタ発明に始まる半導体開発を巡る、各国の半導体産業、個性的創業者に率いられたベンチャー企業の興亡を描いていたが、その中では多くを語られていなかった80年代隆盛を誇った日本の半導体産業の落日の原因を知りたく思っていた。⇒

  • Go Extreme

    半導体の黎明期: 金の卵・トランジスタ・ガール トランジスタの発明 集積回路の発明 LSI時代の幕開け: 電卓が拓いたLSI時代 オイルショックの衝撃 日本の躍進と日米摩擦: メモリが築いた黄金時代 日米半導体戦争火を噴く マイコン時代の到来: マイコンの誕生 インテルかモトローラか マイコン大作戦 日本半導体、なぜ敗退: 日米半導体協定 2004年・東京国際デジタル会議 日本半導体の敗退 半導体の窓から見える未来: デジタル・ノマド到来 ロボット市場の立ち上がり 一国の盛衰は半導体にあり クルマの未来

  • ぺーはーせぶん

    殿堂入り。凄い人の凄い歴史の物凄い本。 教科書に載せるべき!!一家に一冊!! サラリーマン、経営者、技術者、みんなに勧めよう。 また、マキモトウェーブ、半導体振り子、デジタルノマド、これらは占いにも重宝。ほんと素晴らしい一冊。感謝しかない。

  • nbk

    日本半導体物語とあるが、著者は日立出身で、日立からみた半導体の歴史が語られている。もっとも、DRAMやH8マイコンで日立は市場を席巻したので日本の半導体市場への日立の貢献は大きい。 もちろん、著者の貢献も大きい。 ただ、日立も含めて、NEC、ソニー、東芝など、半導体製造メーカーが総合電機メーカーの1部門だったので、シリコンサイクルなどの不安定な市場では中々、選択と集中ができなかったと思う。 日米半導体協定も当事者の言葉として、わかりやすく、興味深い。

  • Mits

    大変興味深い。専門的な話は完全に抜きにして、歴史的な流れだけで語られるのも、門外漢にはわかりやすい。実際に、時代が下るにつれ素人には理解不能になってくるんだろうし、これはこれでよい。 日本の半導体の内、メモリが沈んだのは必然だったとしても、それ以外については必ずしもノーチャンスってわけではなかったようだ。これから国内需要はもうあてにならんのだから、海外向けにモノを作って売るしかなよねぇ…… でもチップみたいな中間材の場合は製品に語らせるってわけにはいかんだろうから、コミュ力が試されるんだわ。苦手分野やね。

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