マイクロ波伝送線路共振器の構成と応用

さらに高機能で小型軽量のデバイス開発のために。今後、幅広い応用が期待されているインピーダンスステップをもつ共振器（ＳＩＲ）を中心にその理論から解析手法、設計手順、応用事例を体系的に説明。第一線の著者による初めての解説書。

目次 : 第１章　序論/ 第２章　ＳＩＲの基本構造とその特性/ 第３章　１／４波長型ＳＩＲとその応用/ 第４章　１／２波長型ＳＩＲとその応用/ 第５章　１波長型ＳＩＲとその応用/ 第６章　結合線路をもつＳＩＲとその応用/ 第７章　ＳＩＲの概念の拡張と応用事例/ 第８章　ＳＩＲに関する最近の研究開発動向/ 付録　汎用マイクロ波シミュレータを用いたフィルタの設計

【著者紹介】
牧本三夫 : １９７０年横浜国立大学大学院工学研究科修士課程修了、松下電器産業（株）（現パナソニック）入社、松下技研（株）（現パナソニック）出向。１９９２年松下電器産業（株）東京情報システム研究所研究部長。１９９６年松下技研（株）取締役研究所長。２００２年（独）科学技術振興機構技術移転プランナー。２０１０年サクラテック（株）技術顧問、電気通信大学客員研究員。電子情報通信学会正員、ＩＥＥＥフェロー、工学博士（東京工業大学）

佐川守一 : １９７３年電気通信大学電気通信学部卒業、松下電器産業（株）（現パナソニック）入社、松下技研（株）（現パナソニック）出向。１９９６年松下技研（株）移動体通信研究所主幹技師。２００１年松下電器産業（株）先端技術研究所参事。２００６年（社）遠赤外線協会出向、専務理事。２０１２年（一社）遠赤外線協会専務理事、電気通信大学客員研究員。電子情報通信学会正員、ＩＥＥＥ正員、工学博士（電気通信大学）

松尾道明 : １９９２年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、松下電器産業（株）（現パナソニック）入社。１９９６年松下技研（株）（現パナソニック）出向。２００１年松下電器産業（株）先端技術研究所。２００９年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。２０１２年パナソニック（株）Ｒ＆Ｄ本部主幹技師。電子情報通信学会正員、ＩＥＥＥ正員

和田光司 : １９９５年近畿大学大学院電子工学専攻博士前期課程修了。１９９９年山口大学大学院理工学研究科システム工学専攻博士後期課程修了、青山学院大学理工学部電気電子工学科助手。２００４年電気通信大学電気通信学部電子工学科助教授。２００７年電気通信大学大学院情報・通信工学専攻准教授。電子情報通信学会、電気学会、エレクトロニクス実装学会、ＩＥＥＥ正員、博士（工学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）