幻想と怪奇 心霊小説傑作選 15 霊魂の不滅

牧原勝志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784775321324
ISBN 10 : 4775321323
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;21

内容詳細

1848年、ニューヨーク州の小村ハイズヴィルで起きた、少女たちと霊魂との交信――この事件を機に霊能者たちが各地に登場、哲学者や科学者、文学者をも巻き込んで、アメリカとイギリスを中心に心霊ブームを巻き起こした。人が集まれば降霊会が行われ、輪廻転生が語られる。マルクス・エンゲルスの『共産党宣言』やダーウィンの『種の起源』が公刊され、新たな思想に世界中が湧く中、心霊主義も新たな思想として広まっていく‥‥。
本書では、19世紀なかばから20世紀初頭までの、降霊術や輪廻転生などをテーマにした心霊小説を選びました。文豪の知られざる逸品から、パルプ・ファンタシーの埋もれた名作まで、多彩な霊魂の物語を、気鋭の作家陣の書き下ろし共々、お楽しみください。

【著者紹介】
相川英輔 : 小説家。福岡市在住

朝松健 : 伝奇ホラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • timeturner さん

    心霊現象と思わせ、ぎりぎりのところで外してみせるヘンリー・ジェイムズ「モード=イヴリン」が不思議に新鮮だった。クリスティの「最後の降霊会」を読んだばかりだったので「モレル夫人の最後の降霊会」にはびっくり。相川英輔さんの新作がうれしかった。

  • 5〇5 さん

    特集は「霊魂の不滅」です。19世紀後半から20世紀初頭の欧米での心霊ブームを反映した降霊会や輪廻転生といった霊にまつわる物語です。霊とのさまざまな絡みが楽しめます。霊といえば日本でも70年代ごろに狐などの霊を呼び出す「こっくりさん」がブームになりましたね。 ここで謎かけを。「降霊会」とかけまして、「冷蔵庫」とときます。そのこころは、どちらも霊媒(冷媒)が必要で、ヒヤッとするでしょう。

  • いっこ さん

    心霊小説傑作選。「多くの人が心霊術に関心があることを恥じている」(「モレル夫人の最後の降霊会」)、「ああいうものに自分が動揺させられるなんて考えたこともなかった」(「我が墓を見よ」)と、こういう現象に対する自尊心高き人々の心の内が自分に重なる。文豪の作品から大衆小説まで、飽きることなく楽しんだ。

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牧原勝志

『幻想と怪奇』編集室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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