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ジェンダ-家族を超えて 近現代の生 / 性の政治とフェミニズム

牟田和恵著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788509825
ISBN 10 : 4788509822
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan

Content Description

女性の生と性への縛りに抗し、果敢にたたかってきた近代のフェミニストたち。明治・大正から戦後までのジェンダーと家族・国家の歴史に分け入り、異性愛や血縁に拠らない新たな家族のつながり、社会との関係性を探る。女性天皇・男女共同参画をめぐるジェンダーバッシングにも正面からこたえる。

目次 : ジェンダー・家族・女性のポリティクス―序にかえて/ 1 近代のセクシュアリティと家族―「新しい女」をめぐって(「新しい女」の政治―逸脱する女性像の比較分析/ 「良妻賢母」思想の表裏―近代日本の家庭文化とフェミニズム)/ 2 女性の運動のアンビヴァレンス(フェミニズム運動再考―日本における二つの波をめぐって/ 女性と「権力」―戦争協力から民主化・平和へ)/ 3 ヘテロセクシズムと天皇制・男女共同参画(家族国家観とジェンダー秩序/ 「男女共同参画社会」の女性天皇問題とフェミニズムの悪夢)/ ジェンダー家族を超えて―フェミニズムの課題

【著者紹介】
牟田和恵 : 京都大学大学院(社会学専攻)修了。大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は社会学・ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • momonori

    「家族」というものは、近代になって作られたものであり、それがどのようなものとして機能していたのかについて語っており、非常に興味深いものでした。「家族」の概念が作られ、根づいていくなかで、それを構成する要素のひとつである「女性」のあるべき理想像が作られていき、その結果として現代日本の窮屈な「女性」が作られていったという流れが、なんとなく伺える内容でした。なので、ジェンダーの問題は「男/女」という個の問題に限ることができるものではなく、もっと大きな「家族」から見直していくしかないのだろうと思いました。

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