Product Details
ISBN 10 : 4872597125
Content Description
チベット難民の「生」は苦悩か、希望か。1960年代、ダライ・ラマの亡命にともない北インドに生まれたチベット難民社会。その不確実性を承知で越境する人々は、21世紀になっても後を絶たない。「インドでの生活は時には苦しみ、時には失望するけど、時には希望に溢れる」というチベット難民の新世代・サンジョルたちの生活実践を活写する。
目次 : 序章 「難民」を生き抜くために/ 第1章 インドにおけるチベット難民とダラムサラ―調査地概要/ 第2章 「ダラムサラ・インターナショナル・エアポート」―移動に託す希望/ 第3章 つながりを作る―地域という集団範疇と共同性/ 第4章 負債のネットワーク―電子貨幣クマルを介したつながり/ 第5章 偶然を資源化する―賭け続ける経済活動/ 終章
【著者紹介】
片雪蘭 : 1985年韓国水原市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専攻は、文化人類学、南アジア研究、難民研究。現在、関西学院大学先端社会研究所専任研究員、国立民族学博物館外来研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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sayan
読了日:2020/10/19
BLACK無糖好き
読了日:2021/05/27
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