もぎりよ今夜も有難う

片桐はいり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784873763415
ISBN 10 : 487376341X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
20cm,231p

内容詳細

学生時代、映画館でアルバイトをした俳優・片桐はいりが映画、映画館への、今もかわらぬ想いをあますことなく綴る。「キネマ旬報」に連載された同名のエッセイに加筆、番外編のコラムを収録した1冊。

【著者紹介】
片桐はいり : 1963年、東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、映画、舞台、テレビ、CMと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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若い頃に働いていた映画館での話。 思い出...

投稿日:2021/04/16 (金)

若い頃に働いていた映画館での話。 思い出話もあり、とにかく職場が好きだったのが伝わる。 著者だと考えると、ありそうなことだが、有名になっても行っていて、働いたりもしていたりするので、おもしろい。 同僚の話なども印象的。 意外と、映画館スタッフの話というのは、本になっていない気がするし、興味深い本だった。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • シブ吉 さん

    「ひと昔前の映画館の入り口にはよく、銭湯の番台のような受付台がしつらえていたものだ。」映画館でバイトをしていた片桐はいりさん。チケットをもぎる番台を、そこでは「タカバ」と呼んでいたが、その場で働く自分を「実のところ、わたしは鷹のようなもぎりだった」と語る。「ふだんは居眠りやおしゃべりに明け暮れるくせに、お客さんにはやけに手厳しい、嫌なもぎりである」思わずニヤリ。読みながら、今は無き地元の映画館の、入替なし、自由席、土曜オールナイトを思い出す。この本は、はいりさんの『映画館愛』がたっぷり詰まった一冊でした。

  • あつひめ さん

    水を得た魚のように生き生きしたもぎりのはいりさんを想像できた。人は、自分の居場所を見つけると唾を飛ばしながら、映画や演劇の話に盛り上がる。素敵な時代だったと思いませんか?はいりさんとは3歳しか違わないので、似たような時代を生きてきて、バイトの時給の話や野麦峠の話…あの時代を思い浮かべちゃいました。はいりさんのエッセイは初めてでしたが、とても素直な筆運びで、また読んでみたくなりました。女優としてのはいりさんも好きなんだよなぁ〜。

  • milk tea さん

    テンポよい飾らない文章と、映画が本当に好きなんだなというのが伝わってきます。表紙にあるような事務服を着たはいりさんをちょっと想像してみたり。当時の映画チケットの写真。昔の記憶を取り戻したり、なんだか懐かしかったです。

  • 風眠 さん

    片桐さんは、なぜか未だに映画館でボランティアみたいなことしてるらしいですが、女優なのに、そういう庶民派な雰囲気が文章にもにじみ出ています。お芝居が好きで、映画が好きで、だから映画にかかわる、映画館も、音楽も、もぎりのお姉さんも、お客さんも、とにかくぜーんぶ大好きなんだ!って気持ちがたくさん詰まってる。こうまで映画館押しされちゃうと、つい行ってしまうかもしれません(笑) 田舎の古い映画館の紹介などもあり、旅ごころもそそられてしまうエッセイ集。

  • ぶんこ さん

    昭和の頃の街の映画館を思い出させてくれました。 銀座文化も何度かいっていたので、片桐さんにもぎって頂いていたかも。 映画だけでなく、劇場への愛も半端ではないですね。 酒田の「グリーンハウス」のような映画館があったら、少々お高くても行くでしょう。 当時の酒田の人が羨ましかったです。 しかし、俳優さんになられて、つい最近まで、もしかして今も? もぎりをされてる? 好奇心の強さと行動力に惚れ惚れしました。

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片桐はいり

1963年東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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